2022年12月10日
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Ikegawa

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《〜肛門に鍵をしろ!?〜》

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ヨガと健康 第77回

(バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 『肛門』というと「エッ?」・・・『それに鍵をかける』というと「ナニ?」・・・という感じですが、これはヨガの呼吸法のひとつ。

 「チャクラ(エネルギーの源)」である「肛門」を意識し、内なる力を開発する、息のお話。

 ヨガを世に紹介している私としては、一日に5分間くらいは世俗の雑多な忙しさから離れて、ひたすら「肛門」に集中してみてはいかが?・・・というまじめなお話です。

<ムラ・バンダ>

 「バンダ」とはヒンドゥー語で「鍵を閉める」の意。

 ”生命の科学” といわれる「ヨガ」では生命力を強くする様々な工夫が山ほどあるのですが、「呼吸」もそのひとつ。

 そして、この「ムラ・バンダ」という呼吸法は図のように体の中心にある5つの ”チャクラ”(東洋医学でいうツボのようなもの。ヨガでは「エネルギーの源」であり「エネルギーの貯蔵庫」と考えている。)のうち、一番下にある”チャクラ”(肛門のある所)に集中して行う呼吸法です。

<チャクラ:エネルギーの源>

1)額の真ん中
2)のど
3)心臓
4)生殖器(生命をつくり出す “モト” の生殖器をヨガでは「生命のエネルギー源」と考える)
5)肛門

  ”チャクラ” なんてなんだかよくわかんない・・・という方も体の中心に噴水が湧いていると思ってみてください。(図2)

<図2:エネルギーは上へ上へと噴水のごとく湧き上がり蓄えられる>

 「ムラ・バンダ」で息を止め、肛門を閉めた時、全宇宙のエネルギー(わかりにくかったら太陽のエネルギーを思い出してみて。太陽があたれば自然界は目覚め、芽を出し、花を咲かせ、生命エネルギーは満ち溢れます)が噴水のように上へ上へと押し上げられ、第1のチャクラまでいきわたると思ってみてください。そして大いなる自然のエネルギー(わたしたちを生き生きと生かしているエネルギー)が第1のチャクラに蓄えられるんだとイメージしてみてください。

<「ムラ・バンダ」の実践>

第1:楽に坐り、背筋を伸ばして腹式呼吸で何回か深いゆったりとした呼吸を続ける。呼吸のリズムを整え、意識を我が内に集中する。

第2:(息を吐く時)お腹を後ろに押す要領で、腹筋で体の全ての毒素を押し出すように、息を吐き出し、肺から古い空気を全部出す。

        (息を吸う時)スッと背を伸ばせば、肺に新鮮な酸素(全細胞のエネルギー)が自然にいっぱい入る。

  ーーーー これを数回繰り返した後 ーーーー

第3『ムラ・バンダ』:(最後の吸息)肺の70%くらいを満たす感じで酸素を入れ、息を止める。同時に「肛門」をグッとしめて、体内にエネルギーを閉じ込める。

→ここで例の噴水をイメージする。

エネルギーは噴水のように上へ上へと昇り、全身に行き渡り、第1のチャクラに貯蔵される。

(息を止めることが)苦しくなる前に、ゆったりと長く息を吐いていく。

息が続かなくなったら、ゆっくり第1の呼吸に戻る。

 「昔の偉大な人々は大事な仕事をするために、他との交渉を断ち、瞑想と孤独の中から非常に独創的なものをつくりあげてきた。」(PHP文庫『まず微笑』より抜粋)ということ。

 時間に追われ、情報におし流されて、なんだか知らないけど慌ただしい毎日を送る私たちにとって「生命の音」=「息」だけに集中する「静寂なる時」をもつことは、実はとても贅沢なことではないでしょうか?

生命の音= ”息” は ”生き” に通じます。

「息」を変えれば「生き方」も正しくなり

「息」を力強くすれば「生きる力」も強く充実します!

≪和子からの一言≫

チャクラについては、百々子先生の記載では5つとなっていますが、一般に7つともよく言われています。呼び方も文献や流派によっては少しずつ違っている場合が多く、どれかわからない?というときはぜひヨガの先生にお尋ねください。

チャクラを意識して呼吸をするというヨガでは高度な呼吸法をここではご紹介されています。ぜひあまり難しく考えすぎず、体の中に目に見えない大自然の恵みを体の中にほんのわずか止息している間に閉じ込め、細胞ひとつ一つに行き渡っているイメージをして、決して力まず、心地よい状態で行ってみてくださいね。

合掌

~Kazuko YogaではMomokoヨガを継承し、シニアや初心者の方でもできるオールレベルのヨガを行っています~
プライベートレッスンなどはお気軽にお問合せください。
ヨガ・インストラクター 池側和子
778-891-9917
kaz_ikegawa@hotmail.com
www.kazukoyoga.com

《〜正しい姿勢が呼ぶ感動〜》

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ヨガと健康 第76回

(バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 毎春、バンクーバーでは表千家、裏千家のお茶会が開かれています。私は今春はじめて表千家の先生宅で催されたお茶会に伺いました。(この記事は1998年5月に掲載された内容です)

 おいしくお茶をいただく間、強く感動したのはあたたかいおもてなしもさることながら、先生(河内宗辰先生)の姿勢のよさ!

82歳と仰っていましたが、そこに集まる誰よりも姿勢がよかったのです。

 そこでその感動は、私の頭の中をかけめぐり、こんなふうに派生していきました。

【その1】「お茶の先生は長生きする」と言うけれど、それはお茶が健康によいというだけではなく、お茶を点てている時の「姿勢を正す」その正しい姿勢が長生きの秘訣なんだ。(納得!)

【その2】茶道は一服のお茶を点てておもてなしをすることのみならず、総合的に日本の伝統、美しい習慣を現代に伝えるひとつの道だと思う。例えば、ふすまの開閉に始まり、器の扱い方、四季折々の楽しみ方、生かし方、行儀作法など、その中のひとつがお茶に向かう時の「姿勢を正す」ことなんだ。正しい姿勢って美しいなぁ…(感動!)

 と、82歳の闊達な河内先生を目の前にし、元気で長生きの秘訣ってやっぱり「姿勢」にあるんだ…と春の陽射し、うららかな茶会の中、ひとり納得し感動していたわけです。

<正しい姿勢を体得するコツ>

 本来正しい姿勢は、楽(らく)な姿勢のはず。

 でも、私たちの日常の姿勢をもし写真に撮っていたら、ほとんどが背中を丸めた猫背になっているのでは?

 この状態がふつうになってしまった体。つまり背中が常に丸まり伸びなくなって、コチコチに固まり緊張してしまった体を急に伸ばそう、正しくしようとしてもちっとも楽じゃない…かえって不自然。

 ということで、まず ほぐそう!伸ばそう!コチコチになってしまった体に「ゆるめる」ことを体験させよう!---で、ヨガからの提案です。

<一度、こんなふうに体に伸びの体験を与えよう!>

 ひざ下に、ひざが床から30センチくらい上がる程の厚さのクッションを当てて、腰や背中が自然にゆるみ、伸びるように寝る。

 あごは上がらないこと。コツは尾てい骨を腰から反す感じで腰部を伸ばすこと。

 人間の背骨は直立に耐えられるよう、自然にS字曲線になっています。これは非常に理にかなった曲線ですが、その歪みが『首』と『腰』に出やすい状況にあります。 

 いつも反っている腰部、そこを支え、緊張に耐えている腰部の筋肉を1日5分でもいい、ゆったりと伸ばしてあげましょう。体が『伸びの状態』を体得するまで自らの体に教えるつもりで。できれば、よい音楽でもかけ、楽しいことでも考えつつリラックスすると体だけでなく心の緊張もゆるゆるとほぐれることでしょう。

 体がリラックスすれば心もリラックスする。体が喜べば心も喜ぶ。姿勢が正しくなれば、心も正しくなる。そして正しい姿勢は美しい!

≪和子からの一言≫

 ある美しいモデルの方が以前におっしゃっていた言葉を思い出しました。「美しい姿勢は着る服を選ばない。」それは姿勢が美しいと、どんなシンプルな服を着ても美しい。逆を言えば「どんなに高級な洋服を身にまとっても姿勢が悪ければ美しく見えない」というものです。とても納得した記憶があります。

 美しさを体得するだけでなく、体にも心にも緊張のない力の抜けたとてもリラックスした状態をキープする鍵でもあるのです。体の筋肉と心のバランスの取れた美しい姿勢をヨガを通じてぜひ手に入れていきましょう!

合掌

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《〜不老長寿へのヒント〜》

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ヨガと健康 第74回

(バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 呼吸―それは『外界』(自然界・大宇宙と言い換えてもよい)のエネルギ―を我々の『内』にいただくひとつの方法。

 ヨガでは呼吸で練習をくどいほど繰り返しますが、そこには “エネルギ―の充電” と “自己と自然界とのつながりを意識する(=自己発見)” という大きな目的があります。そしてヨガのポ―ズをとる時も、必ず呼吸と合わせて行うのです。

 「呼吸と動作を合わせる」―当たり前のことのようですが、これが案外、日常生活では乱れやすい。呼吸が浅くなっていたり、緊張していたり、リズムが狂ったり…。

 こうなると体も心も不安定になり、疲れやすく気分もおもしろくなくなってくる。

 誰しも「体によいことをしたい」「心身のストレスを解消し、快く過ごしたい」と願いつつ生きているはず…。

 小さいことのように見えても「呼吸を大切にし、体の動きと合わせる」ことは大いに体を、そして心を安定させ、『外と内』ともにバランスの取れた優れた状態をつくる、重要なポイントです。

 そこで一度、こんな一連の動作をゆったりとした『呼吸と共に』行ってみてください。呼吸と動作を合わせる練習です。

(※吐く時も吸う時も『鼻』から音が出るくらい力強く、大きく呼吸すること)

はじめに…心と体を静め

            ・調心(心を整え)

            ・調身(体を整え)

            ・調息(呼吸を整え)

てから、スタ―ト!

 はじめは呼吸のリズムと動作がギクシャクとしても何度も繰り返す(最低5回は行ってほしい)うちに呼吸と動作がなめらかに合ってくるはず…。

 「呼吸を動作に合わせると、固まってコチコチの体もほぐれやすい」ことも発見できるはずです。

<イメ―ジをおくのはすごく大切なこと

 呼吸と動作が合って、体も心もほぐれてきたら、こんなイメ―ジを抱きつつ行ってください。

 大いなる大自然かいのエネルギ―がいっぱい充電され、体も心も元気がみなぎるのが体感できますように!

≪和子からの一言≫

 現代社会は「目に見えるもの」が主体になり、目に見えない「自然のエネルギ―」だったり自分の体の「気のエネルギ―」をあまり重視することはありません。しかし、私たちは自分の周囲にあるエネルギ―を取り入れ、循環を繰り返して生きているのです。その代表が「呼吸」です。今回の記事のようにクリアなイメ―ジと共に呼吸と体の動きを一致させる時間を作ってみてください。思った以上に自然のエネルギ―は自分を癒してくれますよ!

合掌

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《〜「笑う門には福来たる」の呼吸〜》

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ヨガと健康 第72回

(バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 ヨガでは“すべての人はもともと、健康であるように生まれてきている”ーーーと言います。

 それが現代社会では、肉体的にも精神的にもストレスにさらされ、自らの不摂生に加え、本来動物であるはずが、植物化したように体をナマケさせっぱなし…では、健康で生まれてきているはずの身体に狂いが生じてもしょうがない。

 そしてその狂いが生じた心身に痛みや不調が現れたらそれを治すのにすべて“人任せ”にする…。

 本来、自分の痛みがわかるのは自分だけです。つまり“本当の自分(本当のの身体)”がわかるのは“私”だけのはずです。

 2022年の(記事掲載年は1998年)年頭にあたり、まず、この忘れがちな「基本」を心に刻んでほしいと思います。

<健康で生きる秘訣は?>

 まず『第1』にわれわれは本来“健康であるべく生まれてきているのだ”ということを忘れないで!

 そして『第2』に全てを人まかせにしないで、まず“自分で治そう/治してやるんだ”という心構えを持って!

 「念ずれば花ひらく」は私の大好きな言葉です。

 皆さんも医者に見放されたガンの末期患者が自らの力を信じ「治ろう・治すんだ」と念じて、自ら信じる道を実行し治ってしまったーーーというような話を聞いたことがあるはず…。

 「信じる者は救われる」です。

 そこで「健康である“本来の私たち”に戻るため」に新年初のヨガからのメッセージは“呼吸=生命力を強くする基本”です。

<生命力を強くする=呼吸の秘訣>

 図のようにあお向けになり、軽く膝をたて、両手を下腹部に当てて、目を閉じる。

 まず、口から息を“ハーーーァ”とゆっくり吐き、心身をリラックスさせ、呼吸を整えていく。

<吐息>
まず、息をしっかり吐く。
(1)吐く時は図のように下腹部がペシャンコになる。
※腹筋を意識して使い、体中の毒素を全部押し出す要領で。

 

<吸息>
すると、次は自然に吸えるはず。
(2)吸う時はペシャンコにしたお腹をゆるめて、風船がふくらむようにお腹をふくらせます。
※体の隅々まで新しい酸素が行きわたる要領で。

 これを1日に1回、5分間でもいい、続けてみてください。心も安定し、実によい気持ちでエネルギーが充電されるはずです。

 この呼吸は、心から笑っている時、自然にできている呼吸でもあります。健康で痛みもなく、ニコニコ笑っている自分をイメージして行いましょう。

「笑う門には福来る」
“アハハ…”と心から笑えることの多い一年でありますように!!!

≪和子からの一言≫

 2022年の始まりの記事は、まさに新年に相応しい内容でした。生きていく上で人間が(考えなくても勝手に)必ず行なっている『呼吸』という、基本の基本に立ち返ったお話です。近頃、ヨガのクラスに呼吸をたくさん取り入れるようになってから、生徒さんからの体への変化について嬉しい効果を聞きました。

 ぜひ、いつもなんとなく行なっている「呼吸」に気を配って、意識をして、丁寧にそして難しいことを考えず、「リラックスして」呼吸法を取り入れてください。

 子どもは1日300回笑うと言われています。大人は???

 笑いによって呼吸も深まり、免疫力もアップし、気持ちも軽くスッキリさせてくれます。若返りだけではなく、健康効果だけには止まらない「笑い」をたくさんしてください。

 今年も皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げます。

合掌

~Kazuko YogaではMomokoヨガを継承し、シニアや初心者の方でもできるオールレベルのヨガを行っています~
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《〜Present(今)は神様からのpresent(贈り物)〜》

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ヨガと健康 第71回

(バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 日本語で重要なことを“肝腎(かんじん)”といいます。これはいかに、肝臓・腎臓が重要かの証明でしょう。おもしろいことに英語でも肝臓 “Liver” は生きる “Live”と同じ語。これも肝臓の重要さを表すのでしょう。

 もし言葉がこんなふうに造られたとしたら、英語の“今・現在(present)”と“贈り物・与える(present)”が同じなのはなぜか? これは「”今”は神様から与えられた”贈り物」という意味かも…。

 現代社会で私たち人間は全てをコントロールでき、いかにも一人で生きているような錯覚におちいりやすいのですが、本当は一人では生きてはいけない。例えば、自然・太陽の恵み…。元気がない時に自然から与えられる大きな力に支えられなぐさめられた経験は誰にでもあるはず。

 そして、水・酸素を適度に含んだ空気・食べ物など…“今を生きる”ことはどれほど大きなプレゼントを与えられていることでしょう。せめて一年に一回くらいは原点に戻って“今この瞬間を生かされていること”に感謝してもよいのではないか…ということで、「今をよりよく生きるために」、ヨガから今年(原稿日は1997年)最後のメッセージです。

<まず姿勢を正そう>

 悲しい時や落ちこんでいる時、私たちは肩を落とし、下を向きます。疲れてくると “アゴを出す”と言いますが、実際アゴを出すと背中が丸くなり、腰の力が抜けた疲れた姿勢になってしまいます。

 今をより生き生きと、より元気に生きるために、”まず” 姿勢を正しましょう。

 コツは自分が一本のたくましい木になったつもりで、大空に向かってスッと伸びていくイメージをおくこと。お腹は“根っこ(重心)”です。そして、私たちに豊かに与えられている大自然のエネルギーを感じてみてください。

<こんなふうに正しい姿勢をとってみよう>

(1)足は坐禅に組む。または正座。
   足が硬くて組めない方はイスに腰掛けてもよい。

(2)まず、一回脱力してみよう。それから背骨を支える筋肉を意識し、背骨を腰からひと関節ずつ起こす。

 背骨は尾てい骨の上に一節ずつそろえていく要領で起こしてくる。尾てい骨から頭がい骨まで24個の節があるので、ゆっくり一節ずつ感じること。

 背骨がまっすぐになったらアゴを上げないで、頭の頂点を空に向かって伸ばしていく。肩・アゴ・顔の力は抜くこと。

(3)目を閉じ、深い呼吸をしてみよう。

<姿勢を正すと?>

(1)自然に呼吸が深くなり、息がリズミカルに整う。
(2)腰に力がこもり、胆が安定する。
(3)血液の流れがスムーズになり、新陳代謝をよくするので、若々しい肉体を保てる。
(4)脳細胞への血行もよくなり、頭がクリアになる。
 そして、体力・気力が充実し、今、この一瞬を生きる力が強くなる!

 今、与えられているすべてのものに感謝して、新しき年も元気でありますよう(合掌)。

≪和子からの一言≫

 2020年からのパンデミックを私たちは経験し、今まで以上に「今を生きる」ことの重要性、そして改心が求められた2年だったのではないでしょうか。

 「ふつう」だと思っていたことが「ふつう」でなくなったことも多くありました。心も体も柔軟に、そして健康な状態を維持し、今できることのベストを尽くして、健やかに1日、一瞬を積み重ねていくことしかできない。

 そしてそこには私たちの周りにある大自然、太陽、水、空気、数えきれない多くのエネルギーによって私たちが「生かされている」という感謝の心を常に持ち続けて、暗い時こそ、辛い時こそ小さな感謝を探してみてください。

 心も体も健やかに、そして明るく、新しい年を迎ましょう!

合掌

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《〜すてきな排便とすっきりしたウエストラインのために〜》

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ヨガと健康 第70回

 (バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 腰痛を経験したことのある方なら、腹筋をつけることの大切さを充分知っているはず。また「最近、おナカ周りがモタモタしてきた、なんとかしなくちゃ」と切実に思っている方も腹筋を錬えることはおナカをしめるのに不可欠なことを知っているはずです。

 『腹筋』ーさてこの正体とは?

<まず腹筋の正体を知るべし>

(1)体を支えるのに不可欠な筋肉。
→弱ければ腰への負担が大きくなり腰痛の直接原因に。

(2)内臓を保護する筋肉。
 →心臓、肺は肋骨でカバーされているが内臓は本来「腹筋」がカバーしているところ。弱れば体はせめて脂肪をつけて内臓を保護しようとセッセとおナカ周りに脂肪を溜め込む。「腹筋力の低下=おナカの脂肪」

(3)直接、胃や腸に関連する筋肉。
→ゆえに腹筋がゆるむと、胃や腸の筋肉もゆるみ、働きが悪くなる。
   新陳代謝も落ちて便秘の原因にも。

(4)しかも錬え続けなければ必ずゆるむ筋肉。
→腹筋は怠け者。すぐダラーーーっとゆるみます。

<というわけで、腹筋を錬えるべし>

 錬えなければゆるんで弱るけれど、きちんと錬えれば必ず美しい腹筋となります。それを楽しみに…

(1)腰痛の予防
(2)おナカ周りの脂肪をとる
(3)便秘解消

 これらのために、腹筋を錬えましょう!

<腹筋を錬えるためのヨガのポーズ>

(1)図のように手を頭の後ろで組み、ひざを立てる。
(2)腰は反らないで図のように上体をもち上げる。首の後ろを伸ばす要領。

 ”ここまではけっこう楽!”

(3)右ひざを額に寄せつける。この時、腹筋を意識して上体をもう少し起こす。
 ”ちょっとキツくなるかな〜!”

(4)右ひざを天上に伸ばし、額を腹筋で足にもっと近づける努力をする。
 ”うぅ〜!お腹がふるえる…でもふるえるくらいがんばって!”

(5)もう一度(3)に戻ってゆっくり(1)まで戻る。

 ※(3)、(4)のポーズでは呼吸を止めないで必ず呼吸をゆったり続けること。吐く息でおナカをペタンコにし、もう1ミリ上体を腹筋で起こす努力を!

 4呼吸以上はキープしよう。

(左も同様)あとは、足も腕も伸ばしてゆるめ、”ヒイヒイ”言っている腹筋を一回うーんと伸ばしておくと、筋肉痛にならない。

 毎日1回でもいい。

 1回の努力ですてきな排便とすっきりしたおナカのラインが確保されるなら大いに結構じゃないか!と思われる方はぜひ続けてみてください。

 ポイントは一日一日と確実にしまっていく腹筋を楽しんで育んでいくことです。

≪和子からの一言≫

 腹筋を錬える運動はとーっても苦しいイメージがあって、辛い!ですよね。でも、最初は1秒ホールドからでも良いので、ぜひスタートしてみましょう。次の日には3秒、次の週には10秒がだんだん楽になってくはずです!

 筋肉はとても正直。そして何歳からでも錬えれば必ず応えてくれるのです。

 上記の運動をするときはベッドのような柔らかいところで行わないように。そして、腰を反らないように、また腹筋をしっかり締めている「意識」をするということに細心の注意を払って行ってください。そうすれば腰痛を起こすことなく錬えることができますよ!ナマステ。

合掌

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《〜自分の体は自分でケアする〜》

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ヨガと健康 第69回

 (バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 体が疲れた時、凝っている時、人にマッサージをしてもらうのは実に気持ちのよいものですが、時間もかかるしお金もかかる・・・。時には自分の体を他人まかせにしないで、自分の体から聞こえてくる声を聞きながら、自分でほぐしてみましょう。

 自分の体ときちんと向き合って、体の声を聞いていると、体のどこが硬くなっているのか/どこに異常があるのか/どうしたら気持ちよく感じるのか/などがだんだんわかってきます。そうすると、どうしたら自分の疲れや、痛みや、凝りをほぐしていけるか、気持ちよくしていけるか、その方法も自分で感じ、発見していけるはずです。

 まずはこんな方法で体の声を聞いてみてください。

<どこが硬いのか、痛いのか、ヘンなのか、まず感じてみる>

(1)四つんばいになる。(左右前後、バランスよく重心をかけること)
(2)そこから図のように背骨をアーチのように上へ伸ばしてみる。
(3)そこで右側中心に背中をジワジワと伸ばしたり、左側に重心をかけて左側を伸ばしたり、と前後・左右背中を動かしてみる。

どこが硬いか、ヘンな感じがあるのかを探り、感じてみる。

<次に背中を自分の体重をかけてマッサージする>

(1)あお向けで寝る。
(2)両ひざを曲げ、手で抱え、まず胸に寄せて背中をジワジワと伸ばす。
(3)(2)の体勢で肩、首、あごの力を抜き、“ゆりかご”の要領で体を左右にゆらす。
(4)両手はひざの下に持ち替え、今度は前後に体をゆらしてみる。
(5)最後にもう一度(2)のポーズで腰を気持ちよく伸ばす。

※おまけに背中にある“内臓の働きをよくするツボも刺激できます。

<大切なポイント>

 この時、先に発見し、感じた自分の硬かった所、ヘンだった所を「体重でマッサージしているんだ!」と思いながら、意識を集中してゴロゴロすること。そして最後は「あーーー気持ちいい!」と感じること!

≪和子からの一言≫
 朝起きて、「あ〜ここが痛い、あそこが痛い」と痛いところばかりを探していませんか?ぜひ「今日はここが気持ちいいな」とか「ここが軽い!」と体が喜んでいる箇所も探してあげましょう。

 夏の疲れ、季節の変わり目で体の疲れや筋肉の強張りが顕著になるこの季節、ぜひ自分の体の声をしっかり聞いて、“自愛”してあげてください。

 気持ちよくストレッチ、そして動かすことで体の血行をよくすると体調もよくなっていきますよ!

合掌

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《〜私の内臓は満員電車?〜》

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ヨガと健康 第68回

 (バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 場所は東京。混み合うラッシュアワ―時、最もギュウギュウ詰めになった満員電車にあなたがいる―――と想像してみてください。…うんざり…でしょう?

 でも、もしあなたの内臓が満員電車のギュウギュウ詰め状態と同様だとしたら、どう思われますか?

 内臓どうし押し合いへし合い、息もできず悲鳴をあげているとしたら?内臓だってうんざり。つむじを曲げて「一生懸命働いてなんかいらんないヨ!」ってなことになるはず…。

 もしあなたが体の前での手作業が多かったり、前傾ぎみの姿勢で長時間座る仕事をしていたり、気がつくといつも猫背ぎみになっているとしたら、これは人ごとではなく、あなたの内臓のことです。

 本来、胃には胃の、肝臓には肝臓の、腎臓には腎臓の位置があり、スペ―スがあるもの。姿勢が悪くなっていて「もしかして、私の内臓も満員電車状態?」と思われる方、一度、自分の姿勢を見直して、よい姿勢が常に、楽に保てるよう努力してください。「ヨガ」は姿勢を見直す鍵を提供していますが、まずは次のような方法で固まった体を伸ばしてみてはいかが?

<猫背ぎみに固まった背中は伸ばして血行をよくすべし>

 人間の姿勢は、どうしても前かがみの姿勢が多いもの…そうなると首筋から背中、腰部、腿の裏面といった体の後ろ側が硬まる傾向にあります。

次のような要領でほぐし、血行をよくしましょう。

(1)足は腰幅くらいに開き、ひざを軽く曲げる。
(2)上体を真っ直ぐにしてから、肩をリラックスさせ腕を前に出す。
(3)おナカを内側に入れ込む要領で背中を伸ばす。
(4)肩甲骨も間を開き、上背部も伸ばす。

<よい姿勢を保つのに体側の柔軟性は大切なポイント>

 体側の筋肉が弱くてもよい姿勢を楽に保つのはむずかしくなります。また左右の筋肉に差があると背骨をゆがませる原因に。左右の体側を柔軟にほぐしバランスをとる、こんなポ―ズも行いましょう。

(1)イスに座って両腕を上げ、片手の手首をもつ。
(2)図のようにゆっくり体側を伸ばしていく。
 ※硬かったり、弱いと伸ばすとき勢いがつきやすいので注意。
(3)ゆったり息を続け、気持ちよく伸びるのが感じられるまでポ―ズを保つ。
※このポ―ズが苦しい方は下の図のように手を交差して合わせて上にグ―ンと伸ばす。上体を倒さなくてもある程度伸びる。

息を吸いながら肩甲骨から上に気持ちよく引き伸ばしてみましょう。

さて、これで内臓に広々としたスペ―スができました。満員電車とはさよならです。

≪和子からの一言≫

 リモ―トワ―クや日々の家事、そしてさまざまな現代人の生活(車の運転、お料理、読書など)においての姿勢は全て前屈みです。肩が前に引っ張られ、背中がまぁるく曲がり、顎が前に出てモニタ―を眺めていませんか?

 そんな日常に今回の動きをぜひ取り入れてください。休憩時間でもお休みの前でも、朝起きて一番でもよし!ヨガを無理なく少しでいいから取り入れていってみませんか?

合掌

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《〜体のチェック・二十四のバランス〜》

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ヨガと健康 第67回

 (バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 美術の時間、写生をした経験を思い出してみてください。例えば花―。いつもは何気なく見ている花も写生しようとすれば、おしべ・めしべの状態、花びらの数、色、形など細部までじっくり観察でき、何気なく見えていた時とは大違いに、いろいろな発見があるはずです。

 人間の体も同じこと。いつもは忙しさの中で自分の体をじっくり見つめたり内部の声を聞いたりする余裕もなく、本来の体の要求や感覚、または体の不調を見過ごしていることが多い私たち……。

 時には自分の体を写生するつもりでじっくり感じ、観察してみましょう。

 きっと新しい自分を発見できたり、体の要求やS.O.Sがはっきりつかめたりするはずです。

<背骨の一番バランスのとれた状態を見つける>

 人間の背骨は図のように24個の骨(その下に仙骨・尾てい骨と続く)から成っています。

 骨と骨の間が椎間板(軟骨部)。もし背骨が手や足の骨のように一本の骨なら歪んだり、つぶれたりという異常は起こらないはず。しかし、このように節のように骨が連なっていることで想像以上に簡単にズレたり、つぶれたりするナイーブな部分となっています。

 特に筋力が落ちてきて骨を支えきれなくなったり、筋肉が硬くなって体の動きに応用が効かなくなっている方は、背骨が狂いやすい状態にあるといえます。

 背骨は体の中心の大黒柱。これが狂えば体の調子も大きく狂います。

 まず背骨をじっくり観察してみましょう。

 動かしていて硬いな/痛いな/なんだかヘンだな…と感じるところに何か異常があるはずです。

<背骨のチェック・24個の骨を感じる>

(1)まず前屈し、ひざも両腕・肩・首・頭部と全部ダラリと力を抜く。

(2)それを腰椎5番からひと関節ずつ起こす。

 呼吸はゆったりと続け、あせらずひと節ずつ起こし、起こしたら背骨の両脇の筋肉で支える要領で24関節の骨を感じ、筋肉を感じて少しずつ、少しずつ起きてくる。

 この時に「何かヘンだな」という所をチェックする。

 “何かヘンな部分”、“固まっている部分”が発見できたら、そこをいろいろな方向に伸ばし、ゆるめ、ほぐしましょう。

 バランスが整い、中心が整って、背骨が正常になるのを確認してください。

≪和子からの一言≫

 二足歩行の私たち人間は常に地球の重力を受けて背骨を支えて生きています。それが故、背骨の歪み、周囲の筋肉(腹筋、背筋、側筋)弱りや衰えによって腰痛、膝の痛み、頭痛や内臓の疾患まで様々にわたって不調が現れます。まずは体の軸である背骨を感じてまっすぐに立ってみてください。そして体の声を感じ取ってあげてくださいね。ヨガを行っていると自然に自分の体の声が聞こえてくるようになります。ぜひお試しください。

合掌

~Kazuko YogaではMomokoヨガを継承し、シニアや初心者の方でもできるオールレベルのヨガを行っています~
プライベートレッスンなどはお気軽にお問合せください。
ヨガ・インストラクター 池側和子
778-891-9917 kaz_ikegawa@hotmail.com
www.kazukoyoga.com     

《〜逆立ちをする大いなる意味〜》

yoga

ヨガと健康 第65回

 (バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 小学校の頃、校庭にあった遊び道具で一番好きだったのが「鉄棒」。よじ登り棒やジャングルジムも捨てがたいものがありますが「鉄棒」は別格。鉄棒の場所取り(この頃女子の間で鉄棒ブームがあり早くしないと場所が確保できなかった)のためには早起きもなんのその。

 色々なワザを練習するのも好きでしたが、ただ逆さまになってダラーっとぶら下がっているのもかなり好きだったように記憶しています。

 逆さまになると、そこにはいつもの校庭の景色が真っ逆さまになって広がり(当たり前といえば当たり前ですが)“すべてが逆さま”であることにかなり興奮したものです。

 逆さまになる―――ヨガではこの「逆さになる」ことに大きなる意味を与えています。

<なぜか?>

(1)血液循環のバランスをとり、整える。

 血液を全身へ送り出す「心臓」はバランスから言えば我々の体の上の方。「4分の3(下から)、4分の1(上から)」という位置にあります。つまり…

 よって、運動不足や筋肉の弱り、ストレスなどの様々な理由から血液循環が悪くなると頭への血行が悪くなる、下肢がむくむ、だるい、冷える…などの症状が出るわけです。では、これを逆さまにすれば「血」の流れのバランスが良くなるのでは?というわけです。

(2)逆になれば、日頃行きにくい所、うっ血している所にきちんと血液が行き渡り、体のエネルギーである酸素を供給できるので全身的に活性化し、元気が出てくる、というわけです。

(3)また、発想の転換がうまくなり、逆境に強くなる。

…というのは「ヨガ」のユニークな発想法なのですが、つまり逆になる→逆の世界もあることに気づく→現在の状況がひっくり返るような大変な問題が起きても負けない発想の自由が身に付く。世界観が広がる…というわけ。

 脳細胞は他の細胞に比べ、酸素が6倍くらい必要だということですが、確かに逆さまになって頭の細胞へたっぷり酸素を送ることは脳をクリアにする効果がありそうです。

 今回紹介するポーズは誰にでもできて、簡単な上肢逆転のポーズなので、一度挑戦してみてください。

<逆立ちのポ―ズ>

(1)まず図のように正座から上体を倒して、肩・首・背中・腕の力を抜いて緊張を取る。(子どものポーズ)

※もし額が床につかなければ枕をあてると楽。

(2)ひじを曲げて、手のひらは床、耳の横くらいにつく。

(3)ゆっくりお尻を上げていき、頭頂を床につくようにして上体を逆立ちさせる。ゆったりとした呼吸で新鮮な血液が頭・顔を中心に日頃行きにくい所へスムーズに流れるのを意識しつつ、ポーズを保つ。(30秒くらい)

 うっ血のある下腹部、腰のうっ血も取れるイメージをおく。

 ゆっくり(1)の“子どものポーズ”に戻り、頭へのぼった血液が戻るまでお休みする。

 清流の川の如く、綺麗な血液が全身にめぐるのをイメージすると一層よろしい。

≪和子からの一言≫

 ヨガでは逆立ちのポーズ(いつも上からかかっている重力に反して)足を上にあげたり、頭を下にしてお尻を引き上げたり、内臓を持ち上げて心臓を低くしたりというポーズは「若返り」のポーズと考えられています。その理由はいつも流れにくい場所へ血液を隅々まで流してあげることにより、酸素をたっぷり隅々の細胞まで届け、細胞を活性化するからです。逆立ちのポーズは顔色をよくしたり、頭をスッキリさせてくれます。ぜひヨガをお試しくださいね!

合掌

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《〜体を引き締める近道=姿勢を正す〜》

yoga

ヨガと健康 第65回

 (バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 体をなまけさせていると筋肉が落ちてきます。筋肉が弱り、姿勢が悪くなると血液が全身へスムーズに流れにくくなります。そうして血液循環が悪くなったところから脂肪がついてくる―ーーというのをご存知ですか?

「姿勢が悪くなる→ 血行が悪くなる→ 脂肪の代謝も悪くなる→ ぜい肉がつく…」というわけです。

 よって“ぜい肉のない引き締まった体”をものにするにはこの逆の方程式をとること。つまり…

「脂肪の代謝をよくするために→ 全身的な血行をよくする→ 日常的な姿勢をよくする」ことが近道。

 しかし近道といっても、基本的によい姿勢を保つ筋肉群が弱っていては正しい姿勢をとろうにもとれない…、というわけでヨガからのアドバイスです。

<よい姿勢を保つための筋肉をきたえるポーズ>

 このポーズは“生きてゆくうえで不可欠な筋肉”というとオーバーなようですが、正しい姿勢を自然に保つための筋肉をきたえる重要なポーズです。

 おまけとして腰痛のある方にも大切なポーズです(お尻の筋肉は腰を支えるのに重要なサポートとなる筋肉)。しっかり“どこの筋肉を鍛えているのか”を意識して行うのがコツ!

 【意識すべき筋肉=背中の筋肉・お尻の筋肉・腹筋】

(1)図のようにうつ伏せで寝る。まず腰、肩の力をゆるめる。次に右手を額の下、左手はまっすぐ伸ばす。両足は楽に伸ばした状態。

(2)左手と右足(対角線上)をゆっくり上げていく。

この時、筋肉が弱っている方は上体は上げず、額は右手の甲にのせたままでよい。できる方は左手を上げると同時に上体も上げる。(図参照)

(3)ゆっくり息を続けながら20秒ほど保ち、ゆっくり戻る。(反対も同様に)

※ポーズ中息は止めないこと。

・筋肉が弱いとユラユラ体がゆれますが、あきらめないこと。

・体が傾いたり、歪んだりしないこと。

・難しかったらポーズを保つ時間を短めに。

 また「体の姿勢」は「心の姿勢」と大いに関連あり、です。

 人間、悲しい時は自然に下を向くし、ガッカリした時は肩を落とす…逆に背筋をスッと伸ばしてみましょう。自然に「心の姿勢」もよくなって元気がみなぎってきます。

 「体の脂肪・心のぜい肉」早めに落としましょう!!!

≪和子からの一言≫

 正しい姿勢を保つという永遠のテーマを幾度も百々子先生は書かれています。正しい姿勢が呼吸(肺が大きく広がり呼吸が深くなるので)、血流だけではなく、膝・腰・首・肩への負担を軽減し慢性の痛みを改善していきます。重力を受けて二足で立って生きている以上、人間にとって姿勢が全てにおいて関わりのある重要な要素になります。

 いつまでもしなやかに伸びた背骨で美しい姿勢が保てるよう、日々ヨガを行なって参りましょう!

合掌

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《アスレティック・ボディをものにする法 その1》

yoga

ヨガと健康 第64回

 (バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 夏が近づき、薄着になってくると気になるのが冬の間にたっぷりとついてしまった“ぜい肉”。思いは同じなのでしょう。私の通うスポーツ・ジムもこの時季になると混み始めます。

 皆の願いはひとつ ー “引き締まったボディ”。

 というわけで今回は気をゆるすとすぐつき始める胴回りのぜい肉を夏までに引き締める!ポーズです。

 さぁ、いますぐこのポーズを試してみてください。効果は体が感じてくれるはずです。

(1)図1のようにうつ伏せで寝て、ひじを曲げる。

アスレティック・ボディをものにする法©池側和子
アスレティック・ボディをものにする法。©池側和子

(2)上体を起こし、ひじで支える。手は図2のように組む。足は腰幅に開き、つま先を立てる。

アスレティック・ボディをものにする法。©池側和子
アスレティック・ボディをものにする法。©池側和子

(3)腹筋で胴体を持ち上げ、全身を一直線にして保つ。(15秒〜30秒を2、3回繰り返す)この時、呼吸は楽に続けること!

アスレティック・ボディをものにする法。©池側和子
アスレティック・ボディをものにする法。©池側和子

※図のようにならないこと。

アスレティック・ボディをものにする法。©池側和子
アスレティック・ボディをものにする法。©池側和子

お尻がもち上がり過ぎてもダメ(左)肩に力が入り、腰が反ってはダメ(右)

【効果】

1、行ってみるとわかると思いますが、かなり「腹筋」「背筋」「肩と腕の筋肉」を使えるポーズです。これらの筋肉を強化することで…
  ↓
2、「お腹」と「背中」そして「肩まわり」「二の腕」のぜい肉を引きしめる。
  ↓
3、日常的な姿勢がよくなり、全身的に血液循環を高めるため新陳代謝=脂肪の代謝をよくする。
(年齢の割に若々しい方は必ず姿勢がよい!)

また

4、腹筋を強化することで胃・腸もしまるため、食べ過ぎを防ぎ便秘解消にもなる。

5、“腕の力”は“心臓”と関連するので、腕を鍛えることは心臓(循環器機能)をもよくし体力を充実させる。

6、腹に力が入ることで意志力が充実するので気力が湧いてくる。

 ポーズ後はうつ伏せのまま、うーんと全身を伸ばし、使った筋肉をほぐしておきましょう。

 ポイントは「どこの筋肉を使い、鍛えているのか」を強く意識して行うこと。

 引き締まったナイス・ボディを想い浮かべながら行うとずっと効果的です。

 Good luck!!!

≪和子からの一言≫

 今回ご紹介したポーズはとても体幹(コアマッスル)を使います。さらに効果的なのは、使っている筋肉を意識し、おへそを背中の方へしっかり引き寄せながらポーズをキープすることです。簡単そうですが、10呼吸も続けていると汗が出てきますよ!ポイントは後頭部と尾骨の頂点のところにホウキを乗せているイメージ(乗せていただいてもOK!)で全身を一直線にしましょう~!Let’s try!!!

合掌

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