2022年12月10日
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Mishima

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BC州新型コロナワクチン情報サイトに日本語訳を掲載

BC governement vaccine plan in Japanese
From BC government website

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州では3月8日から新型コロナウイルスワクチン接種がフェーズ2(第2段階)に入り、本格的に動き出した。

 これまでBC州政府がウェブサイトで掲載していたワクチン接種に関する情報には日本語訳が含まれていなかったが、12日、翻訳が完成したという知らせを受けた。

 すでに掲載され、閲覧できる。ただし、承認されたワクチンの説明など、一部リンク先の情報は英語のままとなっている。

BC州政府新型コロナワクチン接種に関するウェブサイトの日本語訳はこちら。https://www2.gov.bc.ca/gov/content/covid-19/translation/jp

電話による日本語サービスを受ける場合は「811」を利用

 電話による日本語サービスも利用できる。「811」に電話して「ジャパニーズ・プリーズ」と言えば、通訳を手配してくれる。

 必要な場合は、ワクチン接種の予約も手助けしてくれる。日本語通訳サービスの利用時間は午前7時30分から午後5時まで。

 詳しくは「新型コロナワクチン接種に関する日本語サービスについて」で解説している。

その他のワクチン接種に関する日本語サービス

 「811」以外にも、フレーザーヘルスではワクチン接種の電話予約をする場合に日本語を含む200カ国以上の言語サービスを提供していると発表している。

 ただ、現時点ではどのような形での翻訳サービスを提供しているのか確認ができていない。確認ができ次第、改めて情報提供する。

85歳以上もワクチン接種予約が可能に

 BC州政府は10日、当初は15日からとしていた85歳以上のワクチン接種希望者の予約開始を11日午後12時からに前倒しすると発表した。

 もちろん90歳以上も引き続き予約できる。

 予約は各ヘルス区域に電話する。フレーザーヘルスのみオンラインでも予約可能。

 80歳以上の予約でフレーザーヘルス以外でもオンラインを導入するよう州民から声があがっているが、実現するかは不明。79歳以下が対象となるフェーズ3(第3段階)以降でのワクチン接種予約では全ヘルス区域でオンライン予約が導入される予定となっている。

 シニア向けワクチン接種案内は「シニア向けのワクチン接種予約について」を参照。

 現在、BC州政府のオンラインサイトでは、ワクチン接種できる場所も公開している。

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BC州公衆衛生命令を一部緩和、屋外で10人までの集まりを許可

Photo by Keiko Nishikawa
Photo by Keiko Nishikawa

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士は11日の会見で、公衆衛生命令の一部緩和を発表した。

 3月11日から屋外でのみ10人まで集まることを許可した。州のウェブサイトによると、公園やビーチ、自宅の庭などで集まることができるとしている。

 ただし、集まる人はこれまでと同様で、「いくつかのこれまでとは違う新しいグループ」の人と集まることがないように注意を促している。

 会見でヘンリー博士は、これで家族が来て庭で遊んだり、友人と外でコーヒーを楽しんだりできると語った。スイッチを切り替えるように一度に規制を緩和できないが、これまでの経験から「屋外が現時点で唯一緩和できる余地がある」と語った。

 屋外でもフィジカルディスタンスなど必要な新型コロナウイルス感染防止策は実行することを求めている。

 屋内での集まりについては、これまで通り州の規制が維持されると強調した。

 さらに来週のセント・パトリックデーについて、17日にはレストランやバー、酒店での酒類販売は午後8時までとすると発表した。昨年の大晦日に実施した措置と同様としている。

・ブリティッシュ・コロンビア州公衆衛生命令
https://www2.gov.bc.ca/gov/content/covid-19/info/restrictions

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85歳以上のワクチン接種予約が今日から開始

BC 85+ can book vaccine appointment

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は10日夜、新型コロナウイルスワクチン接種の電話予約について情報を更新した。

 11日正午から85歳以上(1936年もしくはそれ以前生まれ)も予約が可能となる。当初の予定では15日からとなっていたが、4日間早まることになった。

 10日夜にカナダ公共放送CBCバンクーバーに出演したエイドリアン・ディクス保健大臣は、「(85歳以上の)州民にはぜひこの機会を利用してもらいたい」と語った。

 ディクス大臣によると、10日午後の電話予約では待ち時間はなかったという。

 BC州政府が設置したワクチン接種予約専用電話は初日からアクセスが集中し、何時間もつながらない事態に陥った。バンクーバーコスタルヘルス区域では初日の予約完了は400人以下。9日もつながりにくい状況が続いていたという。BC州ジョン・ホーガン州首相も9日の会見で改善を約束していた。

 10日終了時点で、90歳以上の予約者は37,661人。対象者約48,000人のうち多くがこの3日間で予約したことになる。90歳以上の21,600人はすでにワクチンを接種している。同じく8日から対象となった先住民族65歳以上は約35,000人。このグループの予約者数は発表されていない。

 今日から対象となる85歳から89歳までは約75,000人。CBCバンクーバーに出演していたBC州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士は「迅速に物事を運べると確信している」と州民のスムーズなワクチン接種に自信をのぞかせた。

新型コロナワクチン接種予約先

 新型コロナワクチン接種の予約先は以下の通り。フレーザーヘルス区域のみオンラインでも予約ができる。日本語でのサービスを希望する場合は、811を利用できる。

各保健区域の電話番号

・バンクーバーコスタルヘルスVancouver Coastal Health:1-877-587-5767

・フレーザーヘルスFraser Health:1-855-755-2455
https://fraser-health-staff-vaccinations.myhealthinfo.ca/index.php(フレーザーヘルス区域内の人はオンラインでも予約できる)

・アイランドヘルスIsland Health:1-833-348-4787

・インテリアヘルスInterior Health:1-877-740-7747

・ノーザンヘルスNorthern Health:1-844-255-7555

ワクチン接種コールセンター利用可能日時

毎日:7 am – 7 pm
*電話予約は混雑することが予想される。

 BC州のHealth Authorityは5区域に分かれている。ワクチン接種の電話予約をする場合は、自分の保健区域のコールセンター番号に電話する。自分の保健区域を確認する場合は、こちらを参照。
https://www2.gov.bc.ca/gov/content/health/about-bc-s-health-care-system/partners/health-authorities/regional-health-authorities

 日本語でのサービスを希望する場合は「811」を利用できる。詳しくはこちらの記事を参照。
新型コロナワクチン接種に関する日本語サービスについて

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新型コロナワクチン電話予約初日に殺到、バンクーバーコスタルは失敗

bc vaccine appointment

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州では3月8日から新型コロナウイルスワクチン接種の予約が始まった。

 この日の対象は90歳以上、もしくは先住民族の65歳以上。予約受付時間は午前7時からで、BC州政府の発表によると電話が殺到し、開始から3時間で170万人がアクセスしたという。

 8日に会見したエイドリアン・ディクス保健大臣によると、この日から対象となるのは約80万人。対象以外の人も電話している計算になるとして、「対象者以外は自分の順番になってから電話をするように」と注意した。また、つながらなかった場合は、翌日、もしくは翌々日に予約してほしいとも。「希望者は必ずワクチン接種ができるので心配しないでほしい」と語った。

バンクーバーコスタルでの初日予約は400人以下

 ディクス保健大臣は自身のツイッターで、初日に予約が完了したのは14,949件だったと明らかにした。

 最も多かったのは、フレーザーヘルスで8,722件。フレーザーはBC州内5ヘルス区域の中で唯一この日からオンラインでの予約を受け付けている。

 次いでインテリア2,456件、バンクーバーアイランド2,395件、ノーザン1,007件と続き、最も少なかったのはバンクーバーコスタルの369件だった。

 バンクーバー市やリッチモンド市が含まれる人口が多いバンクーバーコスタルが最も少なかった原因は、この日の予約システムに何らかの問題が生じたためとディクス保健大臣は説明している。

 9日の会見でジョン・ホーガン州首相は、初日のバンクーバーコスタルの不具合についての責任は自分が負うと述べ、早急に改善すると語った。

 またフレーザーヘルス以外でオンライン予約ができないことについて、8日の会見でBC州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士は間に合わなかったと説明した。ただフェーズ3(第3段階)からはオンライン予約ができる予定という。

 フェーズ2は引き続きフレーザーヘルス以外は電話予約のみとなっている。

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BC州で徐々に規制を緩和へ、宗教的イベントやスポーツ活動など

公衆衛生命令の延長を示すツィート。©The Government of British Columbia

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士は数週間のうちに、一部の公衆衛生命令を緩和していくと8日の会見で明らかにした。

 明確な時期には言及しなかったが、屋外での集まりやスポーツ活動、宗教的なイベントなどが対象になるという。

 3月、4月の春休みや宗教的イベントが続くことなどを考慮し、新型コロナウイルス感染状況などを見ながら、ゆっくりと緩和していくとの考えを示した。

 「いきなりスイッチを切り替えるように実施するのではなく、ゆっくりと徐々に緩和することを考えている。まだまだ新型コロナ前のような集まり方ができる状況ではない」とヘンリー博士は説明した。

 詳細は後日発表するという。「これから春、夏へと季節が向かう中で、(新型コロナの)感染力が弱まっていくということはすでに分かっている。こうした事実も今後発表する規制緩和の参考とする」とも語った。

 BC州ジョン・ホーガン州首相も9日の会見で、ヘンリー博士の説明を飛び越えて、自分が規制緩和に言及することはしないとしながらも、徐々に規制を緩和する方向で検討しているとの考えを示した。

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BCヘンリー博士、夏までには「コロナ収束後の世界」に

BC immunization plan phase 2

 もしかすると夏には普通の生活に戻れるかもしれない。そんな期待を抱かせる言葉がブリティッシュ・コロンビア(BC)州衛生管理局長から飛び出した。

 BC州ボニー・ヘンリ―博士は4日の会見で、「たぶん私が楽観的過ぎるのかもしれないけど」と前置きして、「物事が私たちの思っているようにこのまま進めば、たぶん夏までにはパンデミック収束後の状況になっているでしょう」と語った。

 ヘンリー博士は1日には、新型コロナウイルスワクチン接種について、2回目の接種を1回目から4カ月後にすると発表した。これで遅くとも7月には希望者全員に一回目のワクチンを接種できるとしている。

 3月から80歳以上が対象のワクチン接種フェーズ2(第2段階)に入り、本格的なワクチン接種が始まった。

 ワクチン供給量も増えている。ファイザー/ビオンテック製、モデルナ製に続いて、アストラゼネカ製が2月25日に、ジョンソン&ジョンソン製が3月5日に承認された。

 アストラゼネカについてはBC州でも来週から接種が始まるという。詳細は後日発表としているが、4日の会見でヘンリー博士は職業別の接種となることを明らかにした。

 第2段階の年齢別接種優先順位とは別に、特定の職業を対象にアストラゼネカ製ワクチンの接種を開始するという。

 例えば、ファースト・レスポンダーと呼ばれる、消防士、救急救命士、警察官や、オンラインワークができないエッセンシャルワーカーをまずは対象にする案があると説明した。

 ただアストラゼネカは有効性がファイザーやモデルナよりも低く、職業別で優先順位が上がっても接種せずに、ファイザーやモデルナを待つという希望者はどうするのかとの質問に、「カナダが承認したワクチンはすべて安全で有効性が高いので、接種する機会があれば接種してほしい」と語った。

 60歳以上79歳以下のフェーズ3(第3段階)は4月からで、3月末には予約ができるよう準備するとしている。

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ファイザーワクチンの供給加速、3月に350万回分が到着

canada vaccine

 ジャスティン・トルドー首相はこの日の会見で、ファイザー/ビオンテック製ワクチンの供給が加速すると明らかにした。

 これまでの発表では3月は200万回分供給されるとしていたが、さらに150万回分が届き、合わせて350万回分が供給されるという。

 4月、5月にも各100万回分のワクチンが、すでに予定されている供給量に加えて前倒しで届く予定と述べた。

 これで3月末までに、ファイザー/ビオンテック製350万回分、モデルナ製400万回分、アストラゼネカ製50万回分、合わせて「800万回分が供給される」と語った。

 アニタ・アナンド公共サービス・調達大臣によると、6月末までに3650万回分、9月末までにはジョンソン&ジョンソン製も含めて1億1790万回分が供給されるという。

 当初は希望する国民全員がワクチンを接種できる目標を9月末としていたが、その目標の前倒しにトルドー首相は「期待できるだけの理由がある。色々なことが前倒しできるようになるだろう」と前向きな意見を述べた。

 ただ何が起こるか分からないとも語った。イタリアがオーストラリアへワクチンの輸出を差し止めた件を質問され、ヨーロッパからカナダへのワクチン供給には影響はないだろうとの見解を示した。

 イタリアからオーストラリアへはアストラゼネカ製ワクチンが輸出されているが、ヨーロッパからカナダに供給されているのはファイザー製と説明した。

 カナダでは4日、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカのワクチン接種について、National Advisory Committee of Immunization(NACI)が1回目の接種から4カ月後に2回目の接種をしてもワクチンの有効性は継続することが期待できるとの見解を示した。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州をはじめ、全国の州政府が1回目の接種を優先することを発表している。

 早ければ6月末にも希望する国民全員に1回のワクチン接種ができると期待されている。

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カナダ政府、ジョンソン&ジョンソン製ワクチンを承認

canada vaccine

 カナダ政府はアメリカのジョンソン&ジョンソン製ワクチンを承認したと5日発表した。これでカナダが承認した新型コロナウイルスワクチンは4社となった。

 カナダ保健省チーフメディカルアドバイザーのスプリヤ・シャーマ博士は会見で、「すべての新型コロナウイルスワクチンと同様、カナダ保健省は、安全性、有効性、品質について徹底した科学的審査を独立的に実施し、ジャンセン(ジョンソン&ジョンソンの製薬会社)製を承認した」と述べた。

 ジョンソン&ジョンソン製は、有効性は66.9パーセント、必要な接種回数は1回で、18歳以上を対象としている。マイナス20度保管で2年間有効で、一般的な冷蔵庫でも最低3カ月は保管できるという。

 保管が容易で、ほかのワクチンが2回接種する必要があるのに対し、1回接種のジョンソン&ジョンソン製はカナダのワクチン接種体制をさらに加速できると期待がかかる。

 カナダは1000万回分をすでに注文し、必要ならさらに2800万回分を注文できる契約になっているという。

 正確にはいつごろカナダに到着するかは未定だが、この日の会見でアニタ・アナンド公共サービス・調達大臣は、到着は4月以降になるが1000万回分は9月までに到着する予定と説明した。

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トルドー首相、ワクチン接種次第では規制緩和が早まる可能性に言及

ワクチン接種後。局部が腫れるということはなかったという。Photo © The Vancouver Shinpo
ファイザー社ワクチン接種後。局部が腫れるということはなかったという。Photo © The Vancouver Shinpo

 ジャスティン・トルドー首相は、カナダへの新型コロナワクチン供給が当初の予定通りに戻ったとして、ワクチン接種が予定より早まることを「期待している」と語った。

 3日の記者会見で、「契約しているすべてのワクチンが予定通りに製造、輸送されることになった」と今年に入って遅れていたワクチン供給量が元に戻ったことを強調した。

 さらにイギリスのアストラゼネカ製ワクチンが承認され、アメリカのジョンソン&ジョンソン製ワクチンが承認されると供給量はさらに増える。

 当初の予定では、9月末までに希望するすべての国民にワクチン接種することを目標としていたが、これが早まる可能性も出てきたと言う。

 「この予定していた目標が早まることも可能だろう。連邦政府としては州政府と協力しながら、なるべく早く国民にワクチンを接種してもらい、そうすれば規制緩和や(国境)再開もできる限り早くできるだろう」と語った。

 アストラゼネカ製ワクチンは3日に第1便がカナダに到着している。ファイザー/ビオンテック製とモデルナ製ワクチンだけでも6月末までに2600万回分を確保しており、これにアストラゼネカが6月末までに350万回分供給される。これらが予定通りに運ぶと、3社を合わせると16歳以上の全国民の1回接種分が供給される計算になる。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州では1日、1回目のワクチン接種から4カ月後に2回目を接種し、なるべく多くの州民に1回目のワクチンを接種することを発表した。

 BC州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士は、より多くの州民が早くに1回目のワクチンを接種すれば、それだけ早くに規制を緩和できると説明している。

 4日にはカナダのNational Advisory Committee on Immunization(NACI)が、現在カナダで承認されている、ファイザー/ビオンテック、モデルナ、アストラゼネカのすべてのワクチンについて、1回目の接種から2回目の接種までの間隔を4カ月にしても感染防止効果が期待できると発表した。

 BC州に続いて、全国ほとんどの州で2回目接種を4カ月後とすると発表している。NACIはこれによりすべての大人を感染から守ることが短期間で実現できると説明した。

 ワクチン供給については、さらにアストラゼネカ200万回分とジョンソン&ジョンソン100万回分が9月までに到着するという。ファイザーとモデルナも合わせて550万回分が7月から9月の間に到着予定で、これだけで国民全員が2回接種するために十分な量が供給される予定となっている。ジョンソン&ジョンソンのワクチンは近いうちに承認される見込みとなっている。

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BC州、新型コロナワクチン2回目は4カ月後に

BC immunization plan phase 2

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州衛生管理局長ボニー・ヘンリ―博士は1日、新型コロナウイルスワクチン接種計画フェーズ2(第2段階)の詳細を発表した。

 3月1日から新たな局面に入るBC州での新型コロナワクチン接種について、注目されたのは2回目の接種時期。ヘンリー博士は、1回目の接種から2回目までの期間を4カ月にすることを明らかにした。これまではワクチン供給不足を理由に、35日から42日としていたが、今回はデータに基づくワクチンの効果を考慮して決定したと説明した。

 対象は3月1日以降の接種。この日から、介護付き住宅やインディペンデント・リビングで暮らす人、在宅介護サービスの利用者やスタッフが1回目のワクチン接種を受ける。

 第2段階は一般の80歳以上と65歳以上の先住民が対象で、3月8日から90歳以上のワクチン接種の予約受付開始、1回目の接種は3月15日からとなる。次いで85歳以上、80歳以上となり、第2段階が終わると、79歳以下の第3段階へと移行する。

 まずは希望者全員に1回目を接種し、集団免疫を獲得するのが狙い。遅くとも7月下旬には希望者全員が1回目の接種を受けることができるとしている。

 2日の会見では、ヘンリー博士は1回目のワクチンで感染防止効果が約90パーセントあるとデータが示していると説明。現在のデータから、十分な数の州民が1回目のワクチン接種を受けると、2回目を待たずして規制を解除することができると語った。

新型コロナワクチン供給次第で、接種加速も

 現在はファイザー社とモデルナ社のワクチンが供給されている。滞っていたワクチン供給が増え始め、BC州でも3月から4月中旬までに約415,000回分のワクチンが見込まれている。3月29日までにファイザー製255,000回分、3月末までにモデルナ製160,000回分を受け取る。

 さらに2月26日にカナダ政府が承認したアストラゼネカ社のワクチンが供給される予定。

 2日の連邦政府の会見で、3日にはアストラゼネカ社のワクチン500,000回分の第1便が届くという。さらに4月と5月に150万回分が届く。

 ファイザー製は今週には444,600回分がカナダに届き、4月から6月にはファイザー製とモデルナ製を合わせて2300万回分が届く予定と、カナダのワクチン輸送を担当するMaj.-Gen. Dany Fortinが説明した。

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2030年に向けバンクーバーで五輪招致再燃か?

2010年2月に開催されたバンクーバー五輪の聖火。©The Vancouver Shinpo
2010年2月に開催されたバンクーバー五輪の聖火。©The Vancouver Shinpo

 冬季オリンピック開催から今年2月で11周年を迎えたバンクーバーで、五輪招致の動きが再燃している。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州バンクーバー市は2010年2月に冬季オリンピック、3月にパラリンピックを開催。街も、国民も、大いに盛り上がり大成功に終わった。

 昨年2月は10周年の記念の年だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大きな記念行事が制限された。3月のパラリンピック開催から10周年行事はすべて中止となった。

 しかし、昨年の10周年の時に2010バンクーバー冬季オリンピック・パラリンピック実行委員会(VANOC)最高責任者(CEO)だったジョン・ファーロング氏が、バンクーバー市は2030年招致を本気で考えるべきだと主張。今年に入っても五輪招致は新型コロナからの経済回復に大きな役割を果たすとメディアで語っている。

 バンクーバー市は昨年11月4日に市議会で招致についての議論を延期することを決定した。今春には市議会で検討される予定になっている。

 国際オリンピック委員会(IOC)は2月24日、2032年夏季大会招致について、オーストラリアのブリスベンを優先候補に選んだ。財政的な負担が大きいとして立候補する都市が減少する中、コスト削減と招致都市の負担軽減を目的にIOCがルールを変更している。

 バンクーバー市が招致を決定すれば、「優先候補」に選ばれる可能性もあるという。2010年開催時の競技施設がほぼそのまま使用できることや、大会が成功したことが大きな理由という。

 新型コロナ前に2030年冬季大会招致に関心を示していたのは、スペイン・バルセロナ(1992年夏季大会開催)、日本・札幌(1972年冬季大会開催)、アメリカ・ソルトレイクシティ(2002年冬季大会開催)。

 カナダでは2026年冬季大会開催にアルバータ州カルガリーが1988年以来の招致に乗り出していたが、住民投票で反対が上回り断念した。

 バンクーバー市のこれからの動きが注目される。

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核と人類は共存できない-核兵器禁止条約発効と、福島原発事故10年の節目に考える-

 Article 9 Canada presents Eiichiro Ochiai’s talk “Nuclear and Humanity Cannot Co-exist: Marking the 10th Anniversary of the Fukushima Daiichi Nuclear Accident and the Enactment of the Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons”

 カナダ9条の会 オンライン講演会第一回

「核と人類は共存できないー核兵器禁止条約発効と、福島原発事故10年の節目に考えるー」落合栄一郎さんを迎えて

時間
バンクーバー(太平洋標準時):3月6日(土)午後5時-6時半
トロント・モントリオール(東部標準時):3月6日(土)午後8時-9時半
日本 3月7日(日)午前10時-11時半

参加費 無料

主催    カナダ9条の会(Article 9 Canada)

後援    Peace Philosophy Centre

定員 先着100名

言語 日本語(質問は英語でも受け付けられます)

要事前登録。このリンクから登録してください: https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZAkd-CqpzwuH9TgE_7TFU-5iaHV07xyfP-0

問い合わせ先: article9canada@gmail.com

 2021年1月22日、核兵器禁止条約 (Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons)が発効となりました。核兵器の使用、使用の威嚇、開発、実験、生産、製造、取得、保有および貯蔵を禁止し、その移譲、受領、禁止行動に対する援助、奨励、勧誘も禁止する、全面的な「禁止」条約は長年の世界の被爆者や根強い市民社会の運動の成果と言えます。条約では「核兵器に関する活動が先住民にもたらす均衡を失した影響を認識し」と、核問題と植民地主義の関連にも触れています。

 1月22日の時点で86国が署名、52国が批准していますが、全ての核保有国および米国の同盟国(カナダを含むNATO諸国、日本、韓国など)は参加していません。また、「無差別に平和的目的のための原子力の研究、生産及び利用を発展させることについての締約国の奪い得ない権利に影響を及ぼすものと解してはならない」と、原子力発電を問題視していません。

 来たる3月11日は、東日本大震災・津波および福島第一原発の大事故発生から10周年を記憶する日です。10年経っても収束からは程遠く、環境や生物、人体の被曝被害は継続し、いまだに3万から6万以上といわれる人たちが避難生活を強いられています。

 今回は、米国の大学で教鞭を取りながら長く平和・反核運動にも従事し、退職後もバンクーバー9条の会の会長を務め、化学者として、核兵器であれ原発であれ「核と人類の共存はできない」との主張を英語・日本語の著書や講演・執筆活動で続けてきている落合栄一郎さんを講師に迎えたいと思います。

講師プロフィール:落合栄一郎(おちあい・えいいちろう)

落合栄一郎博士
講演者の落合栄一郎さん

1936年東京生まれ。ペンシルバニア州のジュニアータカレッジ名誉教授。東京大学工業化学科卒、同大博士課程終了工学博士。カナダ、アメリカ、スウェーデン、ドイツなどの大学で化学の研究教育に携わる。2005年退官後はバンクーバーで、バンクーバー9条の会、世界連邦協会等を通じて平和活動を行いながら英語、日本語で、放射能や被ばくの危険性についての執筆活動に従事する。

著書:Bioinorganic Chemistry, an Introduction (Allyn and Bacon, Boston, 1977)、 Bioinorganic Chemistry, a Survey (Elsevier, Amsterdam,2008)、 Hiroshima to Fukushima (Springer, Heidelberg, 2013)、 Nuclear Issues in the 21st Century , Nova Science Publ, New York, 2020)、『原爆と原発』(鹿砦社、2012)、『放射能と人体』(講談社、2014)、『病む現代文明を超えて持続可能な文明へ』(本の泉社、2013)等多数。

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