■呼吸:「長い息」は「長生き」■

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ヨガと健康 第2回

2016年5月19日 第21号

 人間は驚いた時、ハッと息を止めたり、怒っている時、不安な時は息が荒くなったりしますが、体が弱っている時や病気、ストレスのある時も呼吸が乱れ、浅くなっています。逆に呼吸が深く「体のエネルギー源」である「酸素(O2)」が体内にたくさん取り入れられれば取り入れられるほど、人間は元気になり体力も充実し、精神も安定してきます。

 今月は私が指導しているヨガの呼吸法で、体内に効率よく「酸素」を取り入れられる「腹式(丹田)呼吸」の説明をして『息』を見直してみましょう。

 まず、人はどのように生きているかという図です。

 このO2←→CO2の交換を効率よく行うためには、横隔膜や腹筋を大きく使う必要があります。それが「腹式呼吸」です。

●腹式呼吸の練習のしかたとその時の横隔膜の状態(仰向けで行う)

 出す息に力を込め、体内の毒素を吐き出すつもりで、まず深く吐く。(※まず“吐く”のが大切) そうすると入る息は力を入れなくても自然に入る。

※ 横隔膜は古い血を心臓に戻す役割をしている。大きい上 下運動で内臓も強くする。
※ 1分間5〜6回の呼吸で繰り返す。

 こうして「息」を磨いてO2がたくさん体内にいきわたれば、体細胞は生き生きし、新陳代謝がよくなるので、体は温まり、脂肪は減り、血液がきれいになって、老化も防げるのです。さらに呼吸中枢の近くにある血圧の中枢も刺激して血圧も整う効果や、深い息で精神も安定する効果もあります。

 どうぞ「長い息」で「長生き」できますように!!!  横隔膜は肺だけでなく、肝臓や胃などにもとても深く関係があります。横隔膜の上下運動によって内臓が圧迫されたり、解放されたりを繰り返して、内臓のマッサージをするような役割もあります。深く呼吸することで内臓にも良い効果が期待されます。深い呼吸にはベネフィットがいっぱい!

(文 池側 和子)

〜KazukoヨガではMomokoヨガを継承し、シニアや初心者の方でもできるやさしいオールレベルのヨガを行っています〜

池側和子
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ヨガ・インストラクター 池側和子
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