■深い呼吸で健康をつくる!その2 〜「腹式呼吸」〜■

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ヨガと健康 第15回

2017年6月15日 第24号

深い呼吸(腹式呼吸)が大切なことは何回もお話ししている通り。なぜかというと私たちは「酸素O2」なくしては生きてゆけない生き物であり、深い呼吸で酸素を摂り入れられる可能性が大きければ大きいほど(最大酸素摂取量が大きいほど)元気で、老化知らずで過ごせるからです。本会ももう一度しつこく「腹式呼吸」について考えてみましょう。(以前とダブる箇所がありますが大事なことですので繰り返します)。

〜水圧を利用して「腹式呼吸」をモノにする方法〜

 バンクーバーには低料金で一年中使える公共のプールがあります。一回プールに足を運んでみてください。  泳げる方は泳いでもいいし、嫌な方は水の中を歩くだけでもいいですから、「水圧」を感じてみましょう。ちょうど泳いでいても立っていてもお腹(呼吸器のある辺り)は水深30〜50cmになるはずです。

 つまりこれだけの水圧をうけて泳ぐ(又は歩く)と、その圧力で「横隔膜」が圧迫され、肺が押し上げられて自然に深い呼吸ができるのです。(右図参照:横隔膜が上下運動しているのに注目のこと!!)  何回かプール内で水圧をうけて運動していると知らず知らずのうちに「腹式呼吸」のコツが体得できるというわけ。

 肺や心臓をとり囲む「胸郭筋(横隔膜もその一部)」は「呼吸筋」とも呼ばれていますが、こうして深い呼吸を続けることで、この「呼吸筋」を発達させる効果もあり、おのずと「腹式呼吸」がモノになるはずです。  これは最大酸素摂取量が増えるという効果のみならず、以下のような効果もあるのを忘れないでください。

1. 横隔膜の上下運動(下図)で内臓のマッサージになる。(新陳代謝がよくなり若返る)+心臓・肺も刺激する(血行がよくなる)
2. 深い呼吸をすることで自律神経が整い、心身のバランスが整う。心も体も安定し、リラックスする。
3. 呼吸の中枢と血圧を安定させる中枢は近くにあるので、呼吸のリズムを整えることで血圧も整う。
4. 特に酸素が必要な「脳細胞」にもいっぱい酸素を送れるので認知症などの予防になる、などなど。

 また、プール内の運動は全身運動でもあり腰やひざに問題がある方、太りすぎの方、妊娠中の方にも適する運動です。「水圧」や「浮力」を利用して積極的に健康をつくっていきましょう!!

≪和子からの一言≫

腹式呼吸は、数えきれない効果があり、どれも私たちの健康に欠かすことのできない効果ばかり。ぜひいろんな方法を使って腹式呼吸を身につけてくださいね。 ヨガには、ポーズを行うアサナ以外に腹式呼吸や片鼻呼吸法など様々な呼吸法があります。ヨガのクラスで一つずつ経験して心と体の変化を観察してみてください!

〜KazukoヨガではMomokoヨガを継承し、シニアや初心者の方でもできるやさしいオールレベルのヨガを行っています〜

池側和子
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ヨガ・インストラクター 池側和子
778-891-9917/yogawithkazuko@gmail.com