◆質のよい体を保つ法◆

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ヨガと健康 第19回

2017年10月19日 第42号

「運動は体によい」というのは、誰でも知っている真実。私も、私のヨガ教室で、「ヨガは体によいですヨ」といつも言っています。が、なぜヨガがいいのかなぜ運動が必要なのか、そのメリットは具体的に何なのか、体にどんなよい影響があるのか…。

 今回は原点にかえって、そんな素朴な疑問にお答えしましょう。

 いつも「何か運動したい」と思いつつ決心がつかない方も改めて決心を固めて、本当に健康に近づいてほしいと思います。

 我々は、成長期を過ぎると徐々に老化が始まってきます。筋肉は委縮し、関節が固くなって血行が悪くなってくるのです。こうなると、我々が生きてゆくうえで必須の「酸素」が血液で運ばれにくくなり、疲れやすい、だるい、ボーっとする、凝る、などの症状が出てくるわけです。

 質のよい(若々しい)筋肉とは丈夫で、どんな関節の角度でも力を発揮でき、反射神経が鋭く、充分な柔らかさをもった疲れを知らない筋肉のこと。質のよい関節とは、可動範囲いっぱいに、なめらかに動く関節のことです。そして、それをキープするのは適切な運動やヨガのようなゆったり体を伸ばしてゆく動きをする以外にないのです。

 特に年齢に関係なく、体の不調のある方でも、無理なく各人のペースで体をくまなく、すみずみまで動かしてゆける「ヨガ」は、質のよい体を造るのに、おすすめしたい健康法。

 今までの人生で一回も体が柔軟でなかった方も、不適当な運動で筋肉だけ強くして柔軟性に欠けている方も、正しく体を使えば、必ず柔軟で若々しい体を造ることができます!

 適切な運動を毎日又は1日おきに続けると、8カ月ほど後には、体中の毛細血管は30〜 50倍に増えるといわれています。この増えた毛細血管によって、生命の源である「酸素」を体のすみずみまで送ることで、脂肪が燃えやすくなり、疲労物質の回収もよくなって疲れを知らない体づくりができるわけです。

 さらに、体の中でも特に酸素が必要な「脳細胞」にもたくさん酸素を送り込めるので、脳の老化を防ぎ、認知症の予防になります!

 秋は、皮膚呼吸が一年中で一番盛んな時。この時期に正しく体を使うと、非常に効果的です。どうか、このチャンスを逃さず、運動を始めてください!

<縮んでいる所を伸ばして体中の血行をよくするヨガのポーズ>

(1) 足を肩幅くらいに開いて立ち、手を前で組む。
(2) ゆっくり息を吐きながら、手をグーンと空のほうへ伸ばす。ここでゆったり呼吸を続けながら15秒くらい止まり、またゆっくり(1)に戻る。
※体の縮んでいる所が伸びて気持ちのよいのを感じながらやりましょう!

<効果>
肋骨が上に持ち上がることで内臓にも血液をいっぱい送って全身の新陳代謝をよくし、疲労物質の代謝もよくする。

≪和子からの一言≫
上記のヨガのポーズに加えて、伸びあがった状態で体を右へ吐きながら真横へ倒し、吸って戻り、左も同様にして繰り返し行ってみてください。脇腹から腰の辺りもよく伸びて、内臓への血流がさらによくなって朝いちばんに行うと体がポカポカしてきますよ!

〜KazukoヨガではMomokoヨガを継承し、シニアや初心者の方でもできるやさしいオールレベルのヨガを行っています〜

池側和子
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ヨガ・インストラクター 池側和子
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