ツメの赤信号

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ヨガと健康 第43回

2019年9月19日 第38号

赤ちゃんのツメは手も足もよく伸びますが、大人になると伸びが悪くなったり、手のツメほど足のツメは伸びなかったり…不思議だと思いませんか?

「切らなくていいから楽でいい」なんて言っていてはダメ。ツメは体の健康状態や栄養状態を現します。

<足のツメは伸びが悪いのはなぜ?>

 人間の体は適切に動かしていないと、どんなに健康に生まれついた方でも退化の一途をたどります。

 ツメだって同じ。手の指は足の指に比べて誰しも使う頻度が多いはず。自然に手は運動するチャンスにめぐまれているのに、足はクツの中で動くのもままならない状況。

 これじゃ、足の指も退化して、伸びも悪くなろうというもの…というのは私の意見です。

 私のヨガ・クラスは、はじめに必ず“足のほぐし”を行いますが、これを始めてから「足の裏がガサガサだったのがツルツルになった」とか「ほとんど退化してなくなっていた小指のツメがしっかりしてきた」という話はよく聞きます。

 そう、足をほぐし運動させることで、赤ちゃんのように新陳代謝がよくなってきた、というわけです。

 しかし、中には体の異常があってツメに赤信号が出る場合もあるので要注意です。

<ツメの異常は体の異常>

伸びるのが早い ― 妊娠中(これは異常ではない)パーキンソン病、バセドウ病
伸びるのが遅い ― 栄養失調、ダイエット中、腎不全 糖尿病、甲状腺機能の低下
黄色っぽいツメ ― 肝臓の機能低下   白っぽいツメ貧血
白く濁ったツメ ― 肝硬変の兆候
ツメのたてじわ ― 心臓が弱っている、老化 
スプーンのように反る ― 回虫がいる、鉄分不足(貧血)
生え際のささくれ ― ビタミンC不足、過食

<足の指の運動をしよう>

 足の指は一本一本すべて全身と関連しているので、のびのびと動かすことで全身を元気にする効果があります。 とても簡単なことなので、ぜひ習慣にし て続けてください。

(1) 足の裏を押したり、もんだり、こすったりする。
(2) 足の指を一本ずつぐるぐるとまわす。
(3) ツメの生え際を押して引っぱる。

※胃の弱い方は、特に第2、第3指に注目!

第2指(少し第3指寄り)の生え際 :胃の働きをコントロールする ツボ 暴飲暴食、二日酔い、胃のもたれ、胃痛などに効果的。

第3指の生え際の中央 :胃液の分泌異常を治す 胃かいよう、十二指腸かいようにはとても効果的。

≪和子からの一言≫
 ヨガのクラスでは足の指から頭のてっぺんまで、体全身に意識を向けて動きと呼吸を合わせていきます。「ヨガを始めるまでこんなにじっくり足の裏を見たことがなかった!」と驚く方もたくさんいます。習慣的にヨガをしているうちに体や心の変化を感じ取りやすくなり、自分に対して外側からも内側からも向き合っていくことができるようになります。

 季節の変わり目の体、心の変化に耳を傾けてあげてください。

〜KazukoヨガではMomokoヨガを継承し、シニアや初心者の方でもできるやさしいオールレベルのヨガを行っています〜

池側和子
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ヨガ・インストラクター 池側和子
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