《頭痛なんかこわくない!》

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ヨガと健康 第48回

2020年2月20日 第8号

ヨガのひとつの目的は、心身のバランスを整えていくこと−このバランスが崩れると、心身の不調・病気・痛みなどとして体は赤信号を送ってきます。

今回はとっても迷惑な赤信号−頭痛−について、どうしたらこの赤信号をうまく受けとめ、正常な状態に戻してゆけるかをヨガに学んでみましょう。

<頭痛−その原因>
(1)脳の血管の緊張
(2)心理的ストレス
(3)頭がい骨の下垂(血行不良)
(4)首のこり・固まり・ゆがみ
(5)宿便のたまり・消化不良
(6)筋肉のこわばり
(7)浅い呼吸による酸欠状態など…

<その対策>
まず試してほしい簡単な方法
・同じ姿勢を長時間続けず、ひと区切りごとに姿勢を正して背伸びをしたり、首をほぐしたり、遠くを見て目を休めたりする。

・寝具を見直す
 枕は高すぎないか、マットレスは柔らかすぎないか…(体の筋肉のつき方、脂肪のつき方などで変わる)。案外、枕が高すぎることがあるので注意。一度枕なしで寝てみて下さい。それで頭痛や肩こりがよくなる方は多いものです。

・重心のかけ方を見直す
 重心が常に“かかと”や“小指側”にかかると必ず姿勢が崩れ背中が丸くなり、首のうしろが縮んだりゆるんだりする原因になります。(そうなると胸も縮んだ状態で、呼吸も浅くなってしまう。)
 歩いている時も、立っている時も、“足の親指”を意識してそこに重心を充実させて下さい。
 自然に姿勢もよくなり呼吸も深くなるはず⇒頭への血行を良くし、頭がい骨の下垂を正す鍵。 意外な方法・でも試す価値あり!

・両目で鼻先を見つめる。
 意外!でも視軸矯正法になり、首の曲りや歪みを正す効果あり。

・頭蓋骨をしめる方法

(1)まずは根本のアキレス腱を伸ばす。(ふくらはぎからかかとを伸ばすこと)

(2)ハチマキをしてみる。後頭部からしばって頭がい骨をしめる。
 気合いを入れる時に、ハチマキをするのは頭がい骨をしめ、頭への血行を良くして頭をクリアにする意味があるのでしょう。

(3)ヨガのポーズから
・スキのポーズ →首の後ろを伸ばし、頭への血行をよくする。
 ①あおむけから図のように両足を徐々にあげてゆく。この時、息を吐きながらゆっくり行うこと。
 ②ポーズを保つ時は呼吸はできるだけゆったりと続け、15秒ほど保ち、ゆっくりもどる。

 もしなかなかお尻が持ち上がらないようなら手を腰の支えにしたり、図のように腰の下に枕を当てて少しずつ行う。

※絶対に無理をしないで、はじめはできなくても一日1cmずつお尻が上がってくる要領で、少しずつポーズを完成してゆくこと!

・深い呼吸を心がける
 ヨガの腹式呼吸は頭へもたくさん酸素を送り、自律神経を整えます。ぜひ意識して、深くゆったりとした呼吸をしましょう。“意識”が積み重なると“無意識”でも呼吸が深くなるはずです。

 さて、何かヒントになることはありますか? 「これは!」と思うことがあったらぜひ試してみて下さい。

≪和子からの一言≫  寒い季節の到来!気づかないうちに肩を引き上げて首を縮めた状態で歩いて「寒い〜」と言っていませんか?上記のヨガポーズ「スキのポーズ」は首の後ろが凝り固まった方にオススメ。ただし、首を大きく伸ばすポーズなので、まずはお尻を上げるところからステップを踏んで、徐々に行って下さい。

 ポーズができなければ首の後ろで指を組んで上を向くだけでも首が伸びてスッキリします。お試しを!

池側和子
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ヨガ・インストラクター 池側和子 
778-891-9917/yogawithkazuko@gmail.com 
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