《体がだるい》

1665
yoga

ヨガと健康 第61回

 (バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 だんだん陽も長くなり、春へ一歩ずつ近づいているこの頃。しかし、寒い人暖かい日が交互にやってくるこの時季に体調が狂う方は多いものです。

 外界の変化に体がついてゆかず、だるい、気力がおきない、疲れやすい等…の方は次を参考にしてください。

=体がだるく、なんとなく元気が出ない方へ=

 私たちは腕を上げようと思えばあげらえるし、足を伸ばそうと思えば伸びますが、胃を動かそうと思ってもできないし、ホルモン分泌をよくしようと思ってもできません。このような自らの意思でコントロールできない心身の部分(内臓や各ホルモン、体温や血液の調整、また精神的部分まで)をコントロールしているのが“自律神経”。

 この自律神経が正常に働いてくれれば気温の変化くらいで体調が乱れたり、気分がすぐれなかったりせず、元気でいられるはずです。

<元気を作るポーズ>

 “自律神経”は“背骨”に通っている神経。意思で動く「筋肉」と深く呼吸することでコントロールできる「肺」を使って『背骨=自律神経』を正常に整えて行きましょう。

身体がだるい © 池側和子
ヨガと健康 © 池側和子

(1)四つんばいから息を吐きつつ背骨をグーンと丸めてゆく。

  おへそが背中にくっつく要領で腹筋を意識してしめて息を吐ききる。

(2)次はゆっくり息を吸いながら背中を反ってゆく。

(1)、(2)を数回くり返す。

身体がだるい © 池側和子
ヨガと健康 © 池側和子

(3)ひじを曲げ両手を重ねた上に額をつき、背骨は反らないで腹筋で支える要領でまっすぐ。吐く息でゆっくり右へお尻を倒してゆく。背骨を左右へ使う意識を持つ。

 ひと息おおきく吸ったら左へも同様に倒してゆく。

 これを数回くり返す。

 これで「背骨=自律神経」を正常に整えて体調をよくする効果はもちろん、腹筋も使い、鍛えるので腹に力が入るようになり、気力も充実します。腹筋をきたえるとお腹の脂肪もとれるというおまけつき。ぜひお試しください。

≪和子からの一言≫

 ヨガのポーズには背骨を反ったり、丸めたり、横へ倒したり、ねじったりという一連の動作がとても多いのです。それは昔からヨガをしてきた人が、背骨には体の機能を司る自律神経だけでなく、脳からの司令を運ぶ神経、そして生きていくエネルギーである「気」が通っていることを知っていたからです。背骨が自由に動かせる健康状態は直立歩行をするようになった人間にとっての「健康」を保つ上で大切な要になるのです。ぜひヨガを通じて健康な背骨、そしてその背骨を支える筋肉を鍛えましょう。

合掌

~KazukoヨガではMomokoヨガを継承し、シニアや初心者の方でもできるオールレベルのヨガを行っています~
プライベートレッスンなどはお気軽にお問合せください。
ヨガ・インストラクター 池側和子
778-891-9917 kaz_ikegawa@hotmail.com
www.kazukoyoga.com