《鼻炎によいポーズ》

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yoga

ヨガと健康 第62回

 (バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 鼻炎で悩んでいる方は春の訪れをまず“鼻”から感じる…というありがたくない状況にあるようです。今回はオフィスでもリビングでも手軽にできる“鼻炎改善ポーズ”をご紹介しましょう。

 鼻炎で悩む方はまず
(1)姿勢が悪く、
(2)首の後ろが縮んで、
(3)肩も首も凝っている、
(4)また下半身の血行が極端に悪く、
(5)特に足首が固まっている方が多いようです。

 次の図をみてください。

悪い姿勢の図/ ヨガと健康© 池側和子
悪い姿勢の図/ ヨガと健康© 池側和子

この図は典型的な悪い姿勢の図。

こんな姿勢で毎日過ごしていると首の後ろは縮みっぱなし。

首から上の血行が悪くなって当然です。

また、下半身も力がなく縮んでいます。

 

 

 まずこの弱く縮んでいる部分を伸ばし、血行をよくしましょう。

<第1:首のばし>

首のばし/ ヨガと健康© 池側和子
首のばし/ ヨガと健康© 池側和子

 (1)手を頭の後ろで組む。

 (2)ゆっくりと息を吐きながらジワジワと縮んでいる首を伸ばす。肩は上げないでリラックス。

 (3)気持ちよく伸びたのを感じて自然呼吸で保つ。(4呼吸ほど)

 (4)ゆっくりもどる。(首と首から上の血行をよくする)

<第2:簡単な足首のばし>

 ヨガでは「足首」と「首」は密接な関係があると考えており、「アキレス腱」が縮めば「頭蓋骨」も下垂して「頭部への血行をわるくする=鼻の通りも悪くなる」と考えます。

 まず足首をほぐしましょう。不思議に首まわりもほぐれます。

簡単な足首のばし/ ヨガと健康© 池側和子
簡単な足首のばし/ ヨガと健康© 池側和子

 (1)背筋を伸ばして腰かける。

 (2)片足を伸ばし、ゆっくり大きく足首を回す。

 (3)かかとを遠くに押す要領でアキレス腱を伸ばす。

   ふくらはぎ、ひざも充分に伸ばそう。(足元から血行をよくする)

<第3:直接鼻をもむ・洗浄する>

・鼻が乾く、クシャミが止まらない、グズグズする時は鼻をつまむようにしてもむのが効果的。

・また、顔を洗うついでに鼻の穴を指で洗うのも習慣に!できれば片方ずつ鼻から水を入れ洗浄する。

<第4:こんな意外な方法も試してみよう>

・頭蓋骨をしめる法 - アゴを強く押さえた状態で口を大きく開けようとする。

・首のゆがみの矯正法 - 両目で鼻先を見つめる。視軸矯正法により首の曲がりを正す。

・カルシウムを摂る - 正しい食事はもちろん、カルシウムが不足すると粘膜を弱くするので注意して摂ること。

 どれも簡単でどこでもできることです。習慣づけて少しずつ鼻炎とさよならしましょう。

≪和子からの一言≫

 悪い姿勢の図をみてゾッとした方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 自宅でカウチに座っている姿勢、バス停でバスを待っている時やお買い物のキャッシャーで順番を待っている時、そんなときに一度自分の姿勢をよく観察してみてください。悪い姿勢は鼻炎の原因を生み出します。鼻炎だけでなく、腰痛、頭痛、膝の痛み、肩こりなどいろんな不調の原因にも。

 ぜひ上記のポーズを日常に取り入れ、悪い姿勢から少しでも遠ざかる姿勢を作りましょう。そして正しい姿勢は正しい筋肉、運動から生まれます。ぜひヨガや運動を心がけてください。

合掌

~KazukoヨガではMomokoヨガを継承し、シニアや初心者の方でもできるオールレベルのヨガを行っています~
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ヨガ・インストラクター 池側和子
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