《鼻炎によいお話:その2》

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yoga

ヨガと健康 第62回

 (バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 インドの「ヨガ」と中国の「東洋医学」は発祥地は別でもほぼ同様の世界観を持っています。

 人間がエイリアンにでもならない限り“人間として健康で幸せに生きる方策原理”はやはり国を越え、時代を経ても“ひとつ”なのだーーーということではないでしょうか。

 というわけで私はヨガを指導する際に東洋医学的なアプローチ(ツボ、経絡、気 etc)も含めてお話しするようにしています。

 今回は前回に続き、鼻炎でお悩みの方へ「東洋医学的アプローチ(ツボ)」+(プラス)「ヨガ的アプローチ(ポーズ)」のお話です。

 “どこ”に鼻炎に効くツボがあって、“どの”ポーズをすればそのツボを刺激するのか…を知ったうえで意識をもって、集中してポーズを行ってみてください。

 何の知識がないよりもうーんと効果があります。

<東洋医学的アプローチ:鼻炎に効くツボ>

鼻炎に効くツボ© 池側和子
鼻炎に効くツボ© 池側和

(1)「四白(しはく)」:ほほ骨の下
           疲れ目、顔のマヒ、蓄のう症などにもよい。

(2)「印堂(いんどう)」:まゆの間
           めまい、頭痛、不眠症、鼻血などにもよい。

(3)「完骨(かんこつ)」:頭がい骨のまがり角
           頭痛、めまい、耳鳴り、のぼせなど人もよい。

(4)「天柱(てんちゅう)」:ぼんのくぼ(頭がい骨下方の真ん中でへこんでいるところ)の左右
    頭痛、頭重、疲れ目、目・鼻の病気、肩こり、五十肩などにもよい。

(5)「大椎(だいつい)」:頚椎の最後のあたり
           首、肩の強ばり、風邪のひきかけ、頭痛などにもよい

 

<ヨガ的アプローチ:“アイウエオ”と“ライオン”>

 以上のツボを刺激し、しかも非常に簡単な鼻炎によいポーズ。毎日行いましょう。顔への血行もよくするので肌もきれいに若返る、というオマケつき!

<「アイウエオ」を唱える>

「アイウエオ」を唱える© 池側和子
「アイウエオ」を唱える© 池側和子

 というように、ツボを意識してお腹から声を出して(呼吸が深くなってよい)唱える。

<「ライオンのポーズ」でツボや顔の神経を刺激>

「ライオンのポーズ」でツボや顔の神経を刺激© 池側和子
「ライオンのポーズ」でツボや顔の神経を刺激© 池側和子

 (1)舌をおもいきり出し、ハーァッと息を吐く。目もカッと見開き顔の筋肉を緊張させる。

 (2)息を吸う時は目も口も閉じ、顔の筋肉をゆるめる。

<首ほぐし:ツボを意識すること>

ツボを意識して首ほぐし© 池側和子
ツボを意識して首ほぐし© 池側和子

(1)右手を左耳上に当て、右へゆっくり倒して左側を伸ばす。

(2)右手を後頭部に当て、右斜め前へ倒す。ゆったり呼吸を続け、充分首を伸ばす。肩も下げてリラックスさせる。

(3)反対側も同様に行う。

※カルシウムやネバネバした食品(納豆、オクラなど)は粘膜を強くするのでつとめて摂るべし。前回のポーズと合わせて行えるとよいでしょう。

≪和子からの一言≫

 鼻炎は口呼吸の原因になったり、鼻が詰まった状態で頭がぼーっとしてとても辛いものです。上記の四白をトントンと軽く拳で叩くのも効果的です。

 ヨガのポーズや東洋医学の知識を取り入れて少しでも軽くなるよう心がけてくださいね。

合掌

~KazukoヨガではMomokoヨガを継承し、シニアや初心者の方でもできるオールレベルのヨガを行っています~
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ヨガ・インストラクター 池側和子
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