《〜体を引き締める近道=姿勢を正す〜》

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ヨガと健康 第65回

 (バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 体をなまけさせていると筋肉が落ちてきます。筋肉が弱り、姿勢が悪くなると血液が全身へスムーズに流れにくくなります。そうして血液循環が悪くなったところから脂肪がついてくる―ーーというのをご存知ですか?

「姿勢が悪くなる→ 血行が悪くなる→ 脂肪の代謝も悪くなる→ ぜい肉がつく…」というわけです。

 よって“ぜい肉のない引き締まった体”をものにするにはこの逆の方程式をとること。つまり…

「脂肪の代謝をよくするために→ 全身的な血行をよくする→ 日常的な姿勢をよくする」ことが近道。

 しかし近道といっても、基本的によい姿勢を保つ筋肉群が弱っていては正しい姿勢をとろうにもとれない…、というわけでヨガからのアドバイスです。

<よい姿勢を保つための筋肉をきたえるポーズ>

 このポーズは“生きてゆくうえで不可欠な筋肉”というとオーバーなようですが、正しい姿勢を自然に保つための筋肉をきたえる重要なポーズです。

 おまけとして腰痛のある方にも大切なポーズです(お尻の筋肉は腰を支えるのに重要なサポートとなる筋肉)。しっかり“どこの筋肉を鍛えているのか”を意識して行うのがコツ!

 【意識すべき筋肉=背中の筋肉・お尻の筋肉・腹筋】

(1)図のようにうつ伏せで寝る。まず腰、肩の力をゆるめる。次に右手を額の下、左手はまっすぐ伸ばす。両足は楽に伸ばした状態。

(2)左手と右足(対角線上)をゆっくり上げていく。

この時、筋肉が弱っている方は上体は上げず、額は右手の甲にのせたままでよい。できる方は左手を上げると同時に上体も上げる。(図参照)

(3)ゆっくり息を続けながら20秒ほど保ち、ゆっくり戻る。(反対も同様に)

※ポーズ中息は止めないこと。

・筋肉が弱いとユラユラ体がゆれますが、あきらめないこと。

・体が傾いたり、歪んだりしないこと。

・難しかったらポーズを保つ時間を短めに。

 また「体の姿勢」は「心の姿勢」と大いに関連あり、です。

 人間、悲しい時は自然に下を向くし、ガッカリした時は肩を落とす…逆に背筋をスッと伸ばしてみましょう。自然に「心の姿勢」もよくなって元気がみなぎってきます。

 「体の脂肪・心のぜい肉」早めに落としましょう!!!

≪和子からの一言≫

 正しい姿勢を保つという永遠のテーマを幾度も百々子先生は書かれています。正しい姿勢が呼吸(肺が大きく広がり呼吸が深くなるので)、血流だけではなく、膝・腰・首・肩への負担を軽減し慢性の痛みを改善していきます。重力を受けて二足で立って生きている以上、人間にとって姿勢が全てにおいて関わりのある重要な要素になります。

 いつまでもしなやかに伸びた背骨で美しい姿勢が保てるよう、日々ヨガを行なって参りましょう!

合掌

~Kazuko YogaではMomokoヨガを継承し、シニアや初心者の方でもできるオールレベルのヨガを行っています~
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ヨガ・インストラクター 池側和子
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