《〜「笑う門には福来たる」の呼吸〜》

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ヨガと健康 第72回

(バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 ヨガでは“すべての人はもともと、健康であるように生まれてきている”ーーーと言います。

 それが現代社会では、肉体的にも精神的にもストレスにさらされ、自らの不摂生に加え、本来動物であるはずが、植物化したように体をナマケさせっぱなし…では、健康で生まれてきているはずの身体に狂いが生じてもしょうがない。

 そしてその狂いが生じた心身に痛みや不調が現れたらそれを治すのにすべて“人任せ”にする…。

 本来、自分の痛みがわかるのは自分だけです。つまり“本当の自分(本当のの身体)”がわかるのは“私”だけのはずです。

 2022年の(記事掲載年は1998年)年頭にあたり、まず、この忘れがちな「基本」を心に刻んでほしいと思います。

<健康で生きる秘訣は?>

 まず『第1』にわれわれは本来“健康であるべく生まれてきているのだ”ということを忘れないで!

 そして『第2』に全てを人まかせにしないで、まず“自分で治そう/治してやるんだ”という心構えを持って!

 「念ずれば花ひらく」は私の大好きな言葉です。

 皆さんも医者に見放されたガンの末期患者が自らの力を信じ「治ろう・治すんだ」と念じて、自ら信じる道を実行し治ってしまったーーーというような話を聞いたことがあるはず…。

 「信じる者は救われる」です。

 そこで「健康である“本来の私たち”に戻るため」に新年初のヨガからのメッセージは“呼吸=生命力を強くする基本”です。

<生命力を強くする=呼吸の秘訣>

 図のようにあお向けになり、軽く膝をたて、両手を下腹部に当てて、目を閉じる。

 まず、口から息を“ハーーーァ”とゆっくり吐き、心身をリラックスさせ、呼吸を整えていく。

<吐息>
まず、息をしっかり吐く。
(1)吐く時は図のように下腹部がペシャンコになる。
※腹筋を意識して使い、体中の毒素を全部押し出す要領で。

 

<吸息>
すると、次は自然に吸えるはず。
(2)吸う時はペシャンコにしたお腹をゆるめて、風船がふくらむようにお腹をふくらせます。
※体の隅々まで新しい酸素が行きわたる要領で。

 これを1日に1回、5分間でもいい、続けてみてください。心も安定し、実によい気持ちでエネルギーが充電されるはずです。

 この呼吸は、心から笑っている時、自然にできている呼吸でもあります。健康で痛みもなく、ニコニコ笑っている自分をイメージして行いましょう。

「笑う門には福来る」
“アハハ…”と心から笑えることの多い一年でありますように!!!

≪和子からの一言≫

 2022年の始まりの記事は、まさに新年に相応しい内容でした。生きていく上で人間が(考えなくても勝手に)必ず行なっている『呼吸』という、基本の基本に立ち返ったお話です。近頃、ヨガのクラスに呼吸をたくさん取り入れるようになってから、生徒さんからの体への変化について嬉しい効果を聞きました。

 ぜひ、いつもなんとなく行なっている「呼吸」に気を配って、意識をして、丁寧にそして難しいことを考えず、「リラックスして」呼吸法を取り入れてください。

 子どもは1日300回笑うと言われています。大人は???

 笑いによって呼吸も深まり、免疫力もアップし、気持ちも軽くスッキリさせてくれます。若返りだけではなく、健康効果だけには止まらない「笑い」をたくさんしてください。

 今年も皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げます。

合掌

~Kazuko YogaではMomokoヨガを継承し、シニアや初心者の方でもできるオールレベルのヨガを行っています~
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ヨガ・インストラクター 池側和子
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