《〜塩の効用〜》

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ヨガと健康 第80回

(バンクーバー新報に20年以上掲載された、故、百々子・鈴木・パウルス師による人気コラムを、さらに加筆しながらヨガに関連した内容を連載しています。)

 子供の頃、お相撲さんが土俵に塩をパァーとまく姿をカッコイイなと眺めたものですが、あの「塩」は土俵を清める意味もあるのでしょうか、ケガをした際の殺菌作用にもなると聞き、ナルホド!と納得。

 風邪をひいた時は塩水でうがいをしたり、魚介類を洗う時は塩水を使って殺菌したり、塩をしてしめたり。また最近ではバスタブに入れる入浴剤も香り付きの塩が売られていたり・・・と「塩」は生活の中で大活躍。

 昔から伝わる塩を使った民間療法もいくつかあります。

<塩浴のススメ>

 1か月程前から私が「これはいい!」と続けているのが「塩浴」。一回で驚くほど効果がわかり、非常に簡単な健康維持法です。

=塩浴の正しい方法=

1)まず充分に体を温める。
2)大さじ3杯くらいの塩を少しの水で湿らせ、手で全身に塗る。ゴシゴシこすらなくてもよい。
(顔も塩でマッサージするように塗るとGood!)
3)お湯で塩を洗い流す。
4)ゆっくりお湯につかる。
5)新しい皮脂が体を覆ってくれるため、クリームなどは不要。本来、肌が持っている力が高まり、ツヤツヤすべすべになる!

 私の場合は全身を塩でマッサージした後、そのままバスタブのお湯の中に入る・・・と、さらに簡単に済ませていますが、これがまた、ただのお風呂が温泉のようで、いい感じです。

<塩浴の効力>

 皮膚は「第2の脳」と言われるように、身体の内外の情報をキャッチする重要な器官。今はそれを石鹸やクリームなど余分な物質で覆ってしまっている状態。塩で洗うことでその余分なものが一掃され、肌そのもの、および五感が敏感になります。

1)ゆえに自分の体調を察知する能力も高まり自然に健康を保つ力、コントロールする力が高まる。
2)塩が自然に発汗作用を促すので、皮膚呼吸が正常になり、生命力が高まる。
3)皮膚の様々なトラブルも解消される。
4)また、生活排水も塩を使うことでかなり改善される!(伯方塩業(株)松本永光談より)

 私たち生物は海から生まれたといいます。体の内の状態も海の中のよう、70〜80%が海水とほぼ同じ水分です。皮膚に直接海の結晶である「塩」をつけることで体の内と外のバランスを良くする「塩浴」。ぜひ本日から実行してみてください。

注意:「塩」は必ず自然塩を使うこと!!!(ふつう「Sea Salt」として売られているもの)できれば質の良い自然塩を使ってください。

≪和子からの一言≫

 「天然の上質な塩」には、殺菌作用だけでなくミネラルも豊富に含まれています。料理にはもちろん皮膚にもとても良いものです。同時に塩浴は体を温めるのにも最適。クーラーの苦手な人、冷え性、肩こりの人などには特におすすめです。これから気温が下がってくるので、ぜひ秋の夜長を塩浴で楽しみ、リラックス効果も味わってみてください。

合掌

~Kazuko YogaではMomokoヨガを継承し、シニアや初心者の方でもできるオールレベルのヨガを行っています~
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ヨガ・インストラクター 池側和子
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