《胃腸によいヨガのポーズ》

2162
yoga

ヨガと健康 第53回

 胃の不調の原因は多種多様。

 はっきりした病名がある場合はもちろん、もともとの体質、筋力(特に腹筋)や胃・腸そのものの筋力の弱化、老化、姿勢の悪さ、心因性のもの、暴飲暴食、ストレス、etc…。なんとなく胃腸の働きが悪い方は次を参考にしてください。

<胃の働きを活発にするヨガのポーズ>

アーチのポーズ :特に胃下垂ぎみの方によいポーズ。胃を丈夫にするツボも刺激する。

(1)ゆっくり息を吸いながら、背骨をひと関節ずつ床から離し、肩に体重をかけるように反る。
(2)自然にゆったりと呼吸を続けながらポーズを保つ。(15秒ほど)
(3)息を吐きつつ戻る。(2〜3回繰り返す)

【注意】・ポーズ中は腹筋、背筋、お尻の筋肉で支える意識をもつこと。
         ・首がよく伸びるので横を向いたりせず、頭は正面にすること。

【効果】お腹を広々と伸ばすことで、胃腸のうっ血をとり血液循環をよくする。
(姿勢が悪い方は常に圧迫されている所です。“胃や腸に新鮮な血液をいっぱい送るんだ”とイメージしましょう。効果が倍になります!)

三角のポーズ :特に腹筋が弱っている方によいポーズ。
肋骨から伸ばして胃腸に新鮮な血液を送る。

(1)ゆっくり息を吐きつつ、上体を横へ倒す。
脇が伸び、肋骨が引き上げられる要領で背骨を横へ倒す。
(2)15秒ほど自然呼吸で保つ。
(3)ゆっくり息を吸いつつ腹筋を使って戻る。(左右2回ずつ)

【注意】重心は下半身。肩に力が入ると呼吸が浅くなったり、バランスが悪くなるので注意。

【効果】・背骨のバランスを整え、自律神経や筋肉のバランスがとれて自然の回復力を高めるポーズ。
          ・内臓全体の血行を良くし、新陳代謝を高めます。

くつろぎのポーズ :特に神経的に胃が痛む方(不調)によいポーズ。
以上のポーズの後は、全身をリラックスさせ、日常のストレスをとりましょう。

(1)ごろんとあお向けに寝て、全身の力を抜く。手は体から30cm程離し、手のひらは上向き、足も楽に開く。
(2)深い腹式呼吸を続ける(吐く息がゆったり長く強い。吐く時、全身が地球の中心までフワーっと落ちてゆく感じ。きっちり吐けば、きっちり吸える。吸う時は大宇宙のエネルギーを心身に取り込むイメージをもつ)

気分がゆったり気持ちよくなるまで続ける。

【効果】・脳波がリラックス状態(瞑想時と同様)になり、心身を完全にほぐす。精神的、肉体的ストレスから解放させてくれるポーズ。
最後のポーズは深いゆったりした呼吸で、自律神経を整え、万病に効くポーズ。覚えておくとためになるポーズでしょう。

≪和子からの一言≫

 最後のくつろぎのポーズはヨガのクラスで必ず行う最後のヨガのポーズです。頭をぐるぐるめぐる思考から解放され、しばし「今」に集中し“無”になる究極のリラクゼーションです。くつろぎのポーズはサンスクリット語で「シャバアサナ」と言い、シャバは屍(死体)、アサナはポーズという意味。死体のように全てから解放され、悩みも思考もこの時だけは手放して無になる時間を味わってください。

合掌

~KazukoヨガではMomokoヨガを継承し、シニアや初心者の方でもできるオールレベルのヨガを行っています~
プライベートレッスンなどはお気軽にお問合せください。
ヨガ・インストラクター 池側和子
778-891-9917 kaz_ikegawa@hotmail.com
www.kazukoyoga.com