コロナ禍での昨年から現在の学習を思う

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グラッドストーン日本語学園

 昨年はコロナ禍で制限が多い中、学園は創立50周年という記念すべき行事を行うことが出来ず残念でした。しかし、中学科と高等科で「BC州かるた」を制作することが出来ました。また、その「BC州かるた」のファンドレイジングにご協力くださり「歴史や名所を学べますね」と好評を頂けました事等、皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。かるたはまだまだございますので、ご協力ください。

 昨年のハイブリッド授業では、4人から8人という少人数での対面授業とリモート学習者と一緒に授業を進めていきました。やはりリモート学習の難しさを感じた一年でした。トロントでの講習会に参加した時、どの学校も対面授業より生徒の学習意欲の差や授業の進め方の難しさを話していました。

 51年目の今年はお陰様で対面授業のみで進められる有りがたさに、教員は勿論、生徒は全員マスクをしていても目から輝きが感じられ、熱心に授業に臨んでいることを嬉しく思います。また昨年制作した「BC州かるた」を授業に取り入れBC州の事やかるたの中のカタカナを学習したり季語を入れて俳句を考えたりと、いろいろに活用しています。

 教室内では、子どもたちはマスクの着用、机は幼稚園も一人一人で使い勉強道具を共有することなく、授業後は机と椅子の消毒、子どもは入室・退出時も手の消毒を徹底して安心安全を一番に心がけて授業をしています。また、公立学校での陽性者がクラスにいた際は、フレイザーヘルスからのメールが届きその指導の下、クラスにお知らせを出して生徒、教員の体調管理に万全を期したこともありました。

 この難しい時期にもかかわらず保護者・教員・生徒の三者が一致団結して日本語学習に専念できる有りがたさに感謝し、今日という一日を大切に過ごしていきたいと思います。

 コロナ感染の状況が一日も早く終息に向かい、平穏な日々が取り戻せる事を心から願っている毎日です。

(グラッドストーン日本語学園 村上陽子)