日本に一時帰国、入国体験をレポート13:エアカナダで成田から入国、唾液検査

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エアカナダの機内で配られた入国の入国、検疫に係る書類
機内で配られた入国の書類一式 © the Vancouver Shinpo

 4月にバンクーバーから日本に飛び、7月にカナダに戻ってきた優子さん(65歳、女性)が9月に再び日本へ。今回も入国時の体験談を寄せてくれた。9月の日本行きはエアカナダを利用して成田空港到着。前回は羽田空港で一晩明かした優子さんだが…?

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 前回の日本到着は4月の末、それも全日空で羽田着。今度はエアカナダで成田空港です。

 エアカナダで既に成田に飛んだ友人の話では、PCRの結果待ちでも個別にスペースがあったし、結果が出ないまま夜も遅くになると近くの東横インに泊めてくれたそう。お弁当も写真で見るとなかなかよかったらしい。
(*注 優子さんは4月に日本を訪れたときは羽田空港の待合の椅子で夜を過ごした。)

 というわけで成田空港での検疫を半ば楽しみにしていたおばさんの日本入国報告です。

 エアカナダ3便のエコノミー席。一列に2名いるかいないか。それも最低でも一列置き。3席x3列の配列で真ん中3席は基本的にだれもおらず。

 これなら感染リスクは小さいでしょう。一番後ろのセクションはまったくのがら空き。人がいると思ったらCAが休憩中。

 ところでCAは全身PPEです。ちょっと驚き。7月に乗った時には手袋はしていたけれどPPEではなかったと記憶。

 出発してすぐに配布されたのが3枚の紙。税関申告書はいつものです。次にA4のコロナ用記入表と小さな連絡先の記入表。

 食事は箱入りで配っておしまい。でもワインもコーヒー紅茶もありました。水はいつも食事のときに付いてくる小さなペットボトル。

 最初がパッタイもどきのヌードル、昼食後5時間くらいにツナサンド、これでおしまいかと思ったら到着40分前にチキンラップ。まあうれしい。おにぎりを用意する必要はなかったのね。でも食べちゃいました。

成田空港に到着、初めての唾液検査に向かう

 到着するとまず国際線の乗り継ぎ客が降りました。次に私たち。ゲートを出て案内されたのは、よくエアカナダが飛び立つゲートが近い南ウイングの一番奥。進化していました。

 記入した紙2枚を出してチェックを受け、別に同意書を同じもの2枚を新たに出されて1枚は連絡先と署名をし、1枚は署名のみでいいと言われて提出。

 機内で記入した2枚のうち小さい方には検体番号のシールを貼られて、2枚とも返され、同じ番号の貼られた検体採取用のバイアル(一般的に医療機関で使用される注射液を入れるガラスやプラスチック製の小瓶)をもらって、検体採取へ。

 もうPCRではなく唾液検査。簡易ブースが2つ。小さなスツールに荷物を置いて、と言われたけれど、片手に紙とバイアル、反対側には自分の手荷物と両手は塞がっている。紙を置こうとしたらバイアルにはじょうごがついていたのでした。

 ああそれでは落ちると係員の女性の声がとがるうちに、当然落ちる。拾おうとしたらもういいと新しいじょうごをくれて、急き立てられるようにブースに。

 レモンの絵がはってあって唾液を1cc 集めるのがお役目です。ひたすら唾をためてじょうごに入れる。バイアルには目印がついていて、先ほどの女性に見せて「よし」と言われたらその先の検体提出テーブルへ。
 
 自分で検体をさす穴の開いた台に置くのです。するとおじさんが待っていて、結果待ちの間の座席カードをくれて案内してくれます。

 待機場所にはざっと数えて50人ほどが座っていました。座席は一人置き。ロープで区切ってあり、その外に水のボトル。親切。でもお手洗いが遠い。

 女性がときどきやってきて結果を発表してくれます。自分の検体番号を呼ばれたら荷物を全部もって次のステーションに行くと、飛行機から大事に持ち歩いた2枚の用紙を渡します。すると引き換えにピンクの陰性カードをくれます。

 そのまま入国審査へ行き、ターンテーブルへ行くと、もちろん日本。ちゃあんと荷物が持ち主毎にそろえてあって整然と並んでいます。

 税関検査もあっという間。ゲートに着いたのが2時12分。到着ロビーに出たのが4時前。2時間かからず。いいですねえ。

 手続き中に、隔離中でも徒歩か車なら近所のコンビニに買い物に行くくらい大丈夫です、と言われました。公共交通機関はだめだめだそうな。またLineアプリを推進しているようで、もう入っていますと言って見せたら喜ばれました。

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厚生労働省 / MHLWchannelの『成田空港検疫所での抗原検査受診の手順』YouTubeビデオ

*記事中の個々のサービスに関する感想は取材協力者の個人的な感想です。

(取材 西川桂子)

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