12日から! トロント・リールアジアン国際映画祭

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 カナダで最大のアジア映画祭「トロント・リールアジアン国際映画祭」。東アジア、東南アジア、南アジアの作品、さらにアジア系カナダ人、アジア系アメリカ人の監督作品を上映する。例年だとトロント市内の映画館限定上映だが、今年はオンライン配信となっている。

 期間は11月12日10:00 amから19日11:59 pmまで。チケットを購入してから48時間以内に観ることができる。ただし、19日の11:59pmに終了するので、例えば19日の午前8時にチケットを購入すると、48時間以内ではなく11:59pmまでに視聴しなければならない。

 今年はオンラインのため、バンクーバーなど、トロント以外の場所からも楽しむことができる。利用はカナダ国内限定となっている。

日本関連作品

大林宣彦監督の遺作が無料で楽しめる!

Labyrinth of Cinema
海辺の映画館 キネマの玉手箱

 尾道唯一の映画館で日本の戦争映画特集を観ていた若者3人が、その映画の世界へとタイムスリップする。そして、明治維新の戊辰戦争、日中戦争、第二次世界大戦で、映画のヒロインたちが戦争の犠牲となる姿を彼らが目撃する。最後に原爆投下前の広島で出会うのが、移動劇団「桜隊」。

 桜隊のメンバーは広島市内の宿舎兼事務所にいて、原爆で死亡することになっている。3人は桜隊の運命を変えようと奮闘する。

 今年4月に肺がんで他界した大林宣彦監督の遺作。日本では2020年7月31日公開。

 タイムスリップする若者を厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦が演じ、そのほかの主要キャストには吉田玲、成海璃子、山崎紘菜、常盤貴子らが名を連ねる。

 小林稔侍、高橋幸宏、白石加代子、尾美としのり、武田鉄矢、南原清隆、片岡鶴太郎、柄本時生、村田雄浩、稲垣吾郎、蛭子能収、浅野忠信、伊藤歩、品川徹、入江若葉、渡辺裕之、手塚眞、犬童一心、根岸季衣、中江有里、笹野高史、本郷壮二郎、川上麻衣子、満島真之介、大森嘉之、渡辺えり、窪塚俊介、長塚圭史、寺島咲、犬塚弘などそうそうたるメンバーが出演している。

 179分(日本語。英語字幕あり)

The Horse Thieves. Roads of Time
オルジャスの白い馬

 森山未來とカンヌ国際映画祭最優秀主演女優賞を受賞したサマル・エスリャーモバがダブル主演。カザフスタンの大草原を舞台に、父を亡くしたオルジャス少年と、その前に突然現れた不器用だが正義感の強い男カイラートとのふれあいを描く。

 日本・カザフスタン合作のヒューマンドラマにして、森山未來の初の海外主演作。全編カザフスタンロケ。

 2020年1月公開。

 81分(カザフ語。英語字幕あり)

ショートフィルム

AMA: Women of the Sea

ロンドン生まれでロンドン育ちで半分日本人という、Georgie Yukiko Donovanさんが監督。高齢化、後継者の減少に直面する日本の海女の現状を描くドキュメンタリー。日本語と英語

15分 (英語/日本語、英語字幕)

トロント・リールアジアン国際映画祭
期間
11月12日10:00 amから19日11:59 pmまで

チケット購入
ウェブサイトでBuy Ticket をクリック。
ただし、あらかじめRegisterする必要あり。

料金
一般(ショートフィルムも同じ料金) $8.99 
学生、65歳以上のシニア $4.99

ウェブサイト www.reelasian.com

(取材 西川桂子)