真実と和解の日、各地で様々な集会

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トルドー首相はトフィーノでバケーション

 「真実と和解の日(National Day for Truth and Reconciliation)」の9月30日に、カナダ各地で様々な集会やイベントが行われた。

 オタワの国会議事堂をはじめ37の連邦政府の建物に、オレンジ色のイルミネーションが灯ったほか、CBCテレビやラジオでは特別プログラムを放送。先住民の声に耳を傾け、歴史を振り返った。

 集会ではカナダ政府の同化政策により、親や家族から引き離されて、寄宿学校に送られた先住民がその経験を語ったほか、学校に行ったまま二度と家に帰ることができなかった子どもたちを追悼した。

 「真実と和解の日」は今年6月に連邦政府が新しい法定休日に定めた。5月にブリティッシュ・コロンビア(BC)州カムループスの先住民寄宿学校の跡地から子ども215人の遺骨が発見されたことや、サスカチュワン州の寄宿学校跡でも無記名の墓が751基見つかったことなどを受けての決定だった。 

 これまでは9月30日はオレンジ色の衣服を身に着けて先住民迫害の歴史を振り返ろうという「オレンジシャツデー」だった。今年からは連邦政府管轄の連邦政府事務所、銀行、郵便局などでは9月30日は休業となった。

 一方、ジャスティン・トルドー首相は、真実と和解の日が初めて連邦政府の法定休日となった当日、集会に参加せず、BC州トフィーノで休暇を過ごしていたとして、批判の声があがっている。



 
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