保護した盲目のアザラシは水族館、出産した子どもは海へ

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 バンクーバー水族館の関連機関、海洋生物保護センターが今年5月に保護したアザラシが水族館に移された。

 新たに水族館の仲間に加わったのはゼニガタアザラシ(ハーバーシール)のドネリーで、インディアンアームでのボートとの接触事故で、頭に大ケガを負った上に視力も失った。

 保護当時は食事もできず、危険な状態だったが、一命を取りとめた。またセンターで手術を行った際に妊娠を確認。スタッフの手厚いケアで7月に無事に出産した。生まれた子どもは雌でドリーと名付けられた。

 海洋生物保護センターは病気やケガを負った動物や、病気の動物を保護して治療を行い、自然に戻すための「リハビリテーション施設」。しかし、カナダ水産海洋省が自然に戻すと生きていけないとみなすと、多くがバンクーバー水族館に移される。ドネリーも失明していることから、海に帰すことは不可能と判断された。

 アザラシは育児期間が短く、子どもは生後数週間で親離れする。赤ちゃんアザラシのドリーは約7週間、母親のドネリーと過ごした後、別の水槽で暮らしている。近いうちに海に放つ予定という。

 ドリーが生まれた際に海洋生物保護センターは親子の様子を撮影したビデオをYouTube上で公開した。

 YouTubeで公開された親子の様子


出産を報告するインスタグラム投稿

https://www.instagram.com/p/CRrqxklsALJ/

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