バンクーバーで高齢者をターゲットにした詐欺

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 バンクーバー警察が1月14日、高齢者をターゲットとした新しい詐欺について、プレスリリースで市民に警告した。

 スポークスパーソンのタニア・ビシンティン巡査によると、これまで犯人は郵便や電話、Eメールなどで、被害者と連絡を取っていた。しかし、最近、発生した事件では犯人は大胆にも被害者の自宅に現れ、現金を受け取っている。

 最初に届け出を行ったのは、バンクーバー市のウエストサイドの70歳代のカップルで、甥が自動車事故を起こし、保釈金として8,000ドルが必要だと電話があったという。その後、裁判所で働くクリスと名乗った男は二人の自宅に来て、現金をだまし取った。二人は12日、警察に被害届けを出した。

 キツラノに住む75歳の女性も同様の電話を受けている。今度は自動車事故を起こしたのは孫で、保釈金9,000ドルを用意するようにと言われた。やはり犯人は被害者の自宅に現れ、女性から現金を受け取っている。

 警察では詐欺事件として捜査している。ほかの警察にも連絡をして、同様の事件が起きていないか調べている。現在のところ、同一犯の犯行なのか、あるいは組織犯罪であるのかは不明という。

 バンクーバー警察では、知らない人に金銭が必要と言われた場合、注意をするようにと呼びかけている。

加害者とみられる男性がセキュリティカメラに録画されていた。