自由党とNDPが今後3年間、2025年まで協力することで合意

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 ジャスティン・トルドー首相は3月22日、2025年6月まで現政権を存続させることで自由党と野党新民主党(NDP)が合意したことを、明らかにした。

 昨年10月に行われた総選挙では自由党が第1党となり、トルドー首相が3期目を迎えることになった。しかし、単独で過半数は確保できなかったため、少数与党として他党の協力を得ながら政策を進めている。

 今回、合意したことで、今後3年間、自由党とNDPは国民の利益のために協力していく。トルドー首相は両党が取り組む優先事項も発表した。

・よりよいヘルスケアシステムの構築。
 世帯年間収入9万ドル未満の低所得者への新たな歯科治療プログラムの導入。2022年中に12歳未満を対象に開始し、続いて2023年中に18歳未満や高齢者、障がい者に拡大、2025年には完全実施の予定。

 そのほか、ファーマケア(薬代に対する医療保険)に関する全国的なユニバーサルヘルスケア(包括的講習医療制度)導入や高齢者介護制度の整備。

・生活をより手ごろなものにする。不動産市場の高騰問題対策

・気候変動問題への取り組みと、報酬のよい雇用の創出。

・2022年中の10日間の病気有給休暇導入ほか、労働環境の整備。

・先住民との和解。

・新型コロナウイルス感染拡大の間、大きな利益を上げた金融機関に対する税制改正をはじめ、より公正な税制。

・投票日延長など、国民のための民主主義。

自由党との合意について述べるジャグミート・シングNDP党首。

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