オンタリオ州、コロナ第6波で屋内でのマスク着用を強く勧告

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 オンタリオ州最高医療責任者キーラン・ムーア博士が4月11日に記者会見を行い、「(オンタリオが新型コロナウイルス感染の)第6波に入っていることは明らかだ」と述べた。そして、リスクが高い人への抗ウイルス治療薬の投与拡大を行うこと、屋内ではマスク着用を強く勧めることを強調した。

 11日時点でオンタリオ州の新型コロナウイルス感染による入院患者数は1,366人で、うちICU(集中治療室)に入っている人は190人。10日の入院患者数は977人、3日は763人で、確実に増加している。

 原因はオミクロン株のひとつ、BA.2への感染が増えているためとしている。ムーア博士は、感染者増はこのまま5月の中旬から下旬まで続く可能性があると語った。

 リスクが高い人への抗ウイルス治療薬の投与拡大は、「パクスロビド」に関して。カナダ保健省では、ファイザー製薬が開発した「パクスロビド」の使用を1月17日に承認した。当初、軽度から中程度の症状がある、18歳以上の新型コロナ感染者で、重篤化するリスクが高い人に使用することができるとしていた。

 今回、オンタリオで対象となったのは以下のとおり。

  • 18歳以上の免疫不全者
  • 70歳以上
  • ワクチン接種を3回受けていない60歳以上
  • 18歳以上で、ワクチン接種を3回受けておらず、かつ何らかのリスクがある人

      同州では3月21日に屋内スペースのほとんどでマスク着用義務を解除した。その後、コロナ感染者数が増えている。

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