CFL今季ハブシティはウィニペグ

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 CFL(カナディアン・フットボール・リーグ)は2020年シーズンのハブシティをマニトバ州ウィニペグに決定したと発表した。

 20日にはマニトバ州ブライアン・パリスター州首相が会見し、CFLの2020年シーズンハブシティへ向けた支援を発表していた。

 マニトバ州政府はウィニペグでCFLシーズンを開催するために250万ドルを支援すると発表。「CFLにとってウィニペグが適切な都市だと確信する。最も安全な場所だ」と語った。

 マニトバ州政府によると、15週間で60試合をウィニペグで行う予定とし、州政府が練習用フィールドの賃貸料、移動のための交通費、さらにその他の経費を負担するという。グレイカップ決勝もウィニペグで開催する。

 シーズン開幕に今後は州の公衆衛生局からの承認と労使交渉による選手会との合意が必要になる。

 州の公衆衛生局長ブレント・ロウシン博士は20日、新型コロナウイルス感染防止策として、選手はまずマニトバ州に到着したら自己隔離をし、リーグ全体を一つのグループとしてとしてウィニペグで過ごす必要があると説明。「マニトバ州民の健康と安全が最優先」としてリーグの関係者全員が、州政府とリーグで定めた防止策を遵守することが必要と声明で語っている。

 CFLのハブとなれば380万ドルの経済効果が見込めるという。ホテル業界など直接的な経済効果に加え、飲食業界も集まるファンなどで潤うと予想されている。

 マニトバ州ウィニペグの他に、西隣サスカチュワン州レジャイナとアルバータ州カルガリーも立候補していた。

早くてもシーズン開始は9月、中止の可能性も

 CFLはアメリカのNFLとは違いシーズンは夏。通常6月から始まり11月のグレイカップで終了する。しかし今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でいまだに開幕していない。

 リーグは現在選手会と短いシーズンで開催するための労使交渉中で7月23日が締め切りになっているという。CFLコミッショナーによれば、2020年シーズンが開催されるとして最も早い時期の開催でも9月、中止もあり得るとしている。

CFL(カナディアン・フットボール・リーグ)

 カナダ国内で9都市9チームで構成されるプロフットボールリーグ。アメリカのNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)と似ているが、CFLはカナダ独自のリーグ。

 東西地区に分かれ、東4チーム、トロント・アーゴノッツ、ハミルトン・タイガーキャッツ、オタワ・レッドブラックス(以上オンタリオ州)、モントリオール・アロエッツ(ケベック州)、西5チーム、BCライオンズ(ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー)、カルガリー・スタンピーダーズ、エドモントン・エスキモーズ(以上アルバータ州)、サスカチュワン・ラフライダーズ(サスカチュワン州レジャイナ)、ウィニペグ・ブルーバマーズ(マニトバ州)。

 優勝杯はグレイカップで、北米プロスポーツでは最も古い歴史を持つ。

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