カナダ保健省がコロナワクチンを承認

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 カナダ保健省が、米製薬大手ファイザーが使用許可を申請していた新型コロナウイルスワクチンを承認した。

 「(申請内容を)徹底的に調べた結果、カナダ政府の厳しい安全および有効基準を満たしていると結論付けた」と保健省が声明で発表している。

 このワクチンはファイザーが独バイオ医薬品企業ビオンテックと共同開発したもの。カナダ、公共事業調達省のアニタ・アナンド大臣は12月7日に、カナダ保健省の認可を得られることを条件に、12月中に24万9000回分の新型コロナウイルスワクチンがカナダに届くことになっていることを発表している。

 現時点では、このワクチンは16歳以上の使用に限定されている。ファイザーとビオンテックは臨床試験を続けていて、16歳未満への使用も安全と確認されるときには、保健省では承認内容を変更する。

 ファイザー開発のワクチンは摂氏マイナス70度で輸送、保管が必要と、取扱いには細心の注意が求められる。カナダではファイザーと、カナダ公共衛生庁、カナダ軍、州および準州政府とで、ワクチン接種開始への準備を始めている。

 イギリスでは12月8日にファイザー社のワクチン接種が始まった。また中東のバーレーンでもワクチン使用が承認されていて、カナダが世界三カ国目となる。ファイザー社の発表では、米国FDAおよび欧州連合EMAによる使用許可も12月中の見込みという。

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