トルドー首相がファイザーCEOと会話、新型コロナワクチンの遅延で

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 新型コロナウイルスのワクチン接種が昨年12月から開始されたカナダで、ワクチン不足が問題になっている。ジャスティン・トルドー首相は21日、ファイザーグローバルのCEOと21日に話をしたことを明らかにした。

 トルドー首相は「今日、ファイザーグローバルCEOのDr. (Albert) BourlaとCOVID-19(新型コロナウイルス)ワクチンのカナダへのタイムリーな提供について話をした」とツイッターに投稿。「3月末までにカナダが400万回分のワクチンを受け取れると確認した。カナダ政府は国民がなるべく早くワクチンを接種できるように今後も尽力する」とつづっている。

 連邦政府の保健当局が21日に発表した予測によると、カナダでは3月末までに300万人がワクチンを接種することができ、これは全人口の8%を占める。

 またカナダが秋までに現在承認しているワクチン以外のワクチンを承認しなかった場合でも、ファイザーとモデルナからのワクチンで、6月までに1300万人(34%)、9月30日までに3600万人(95%)をカバーすると予測されている。

 カナダのワクチン輸送を指揮するMaj.-Gen. Dany Fortinは、2月7日までは予定されていた供給分の約3分の1しか得られないと説明した。1月最終週には新たなワクチンの納入はなく、2月の第1週にファイザー社から79,000回分を受け取る予定になっているという。ただ、長期的には国民のワクチン接種予定に変更はないとしている。

 今月15日カナダ政府は、ファイザー社から、ベルギーの工場を生産量増加に向けアップグレードするため一時的に減産することから、ヨーロッパ工場から供給しているカナダを含む国々への供給を一時的に減らすことになると伝えられたと明らかにしていた。

 モデルナからは2月第1週までには23万回分を受け取る予定で、2社合わせて3月末までに600万回分のワクチンを受け取る予定になっている。

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