タム公衆衛生局長、変異株感染拡大を警戒

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変異株感染者は計578人

 「カナダでは各コミュニティと(国民)一人ひとりの努力により、新型コロナウイルスに新たに感染する人の数は減少傾向にある。一方で変異株が大きな脅威になっている」

 テレサ・タム公衆衛生局長が16日の声明で警告した。

 現在、カナダにおける変異株感染状況はイギリス由来のB.1.1.7が540人、南アフリカ由来のB.1.351 が33人、ブラジル由来のP.1 が1人と600人近くにのぼっている。

 また、変異株感染は既に10の州で確認されている。

 特にニューファンドランド・ラブラドール州では過去7日間に新たに感染した人は254人と急増していて、変異株、B.1.1.7がその原因という。

 タム局長は「変異株の感染拡大を阻止するためには、それぞれの州が迅速に、かつ断固として対応することが必要」との見解を示した。

 カナダで現在、最も累計での感染者が多いオンタリオ州は、新たに感染する人の数が減少傾向にある。1月12日に宣言した緊急事態宣言を2月9日に終了。2月10日から段階的に経済再開「Keeping Ontario Safe and Open Framework」を開始した。

 ニューファンドランド・ラブラドール州は変異株感染拡大をうけて、2月13日にアラート(警戒)レベル5として、エッセンシャルビジネス以外は休業、K-12年生の学校もオンラインに移行した。