カナダ、65歳以上へのアストラゼネカワクチン接種承認

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 カナダの国家予防接種諮問委員会(NACI)が3月16日、英製薬大手アストラゼネカ社がオックスフォード大学と共同開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、65歳以上の接種も認めるとの声明を出した。

 アストラゼネカのコロナワクチンについては、カナダ保健省が2月26日を承認したが、3月1日には臨床試験が不十分として、65歳以上に対する接種はしないようとの勧告をNACIが行っていた。

 今回の変更は、NACIが世界で実際に行われた3つの研究を詳しく調べた結果だという。

 アストラゼネカが行ったフェーズ3の臨床試験では、65歳以上の参加者が少数であった。しかし、その後、イギリスで同社製のワクチン接種が進み、65歳以上に対しても安全性および効果が確認できたという。

 アストラゼネカのワクチンは特に新型ウイルスによる重症化を食い止める効果があるという研究結果もある。

 一方、同社ワクチンについて15日、接種後に血栓ができる疑いがあるとして、フランスやドイツ、イタリアなど一部 EU加盟国が一時使用を停止している。

 これに先立ち、アストラゼネカは14日、接種データを検証した結果、血栓との因果関係を示す証拠は見つからなかったと発表。世界保健機関(WHO)も15日、ワクチン接種と血栓の発生の関連を示す証拠はないとして、同社ワクチンの接種を停止しないよう各国に求めている。

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