国境閉鎖1カ月延長、ホテル隔離も継続、さらなる水際強化策も検討

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 カナダとアメリカの国境閉鎖が1カ月延長された。ビル・ブレア公安大臣は、必要不可欠な移動以外のカナダ・アメリカの往来を5月21日まで延長すると発表した。

 アメリカ以外からのカナダ入国についても5月21日まで規制を延長すると発表した。

 現在空路で入国する渡航者に対して義務化している空港での新型コロナ検査とホテル隔離についても5月21日までとする。

 今年2月22日から始まったホテル隔離策は、空港で受けた検査結果が出るまで、カナダ政府が指定したホテルに自費で3日間滞在しなければならないというもの。導入当初は3日間で2000ドルとされていたが、実際には費用はホテルによってかなり差があり、滞在日数も1泊の場合もあることが明らかになっている。ただし、前払いした3日間の滞在費は返金されない。

 アメリカから陸路入国の場合には、入国時の検査とホテル隔離は実施されていない。陸路でも、空路でも、72時間前新型コロナ検査陰性証明の提示は義務化されている。

 ブレア大臣は自身のツイッターに「新型コロナウイルス感染者が増加し、変異株も急増する中で、国民の安全を守るために必要な措置を取らなければならない」と投稿したが、変異株が急増する国からの入国に対してカナダは現在特別な対策を講じていない。

 記者会見したジャスティン・トルドー首相は、「カナダの水際対策は世界でもっとも厳しい」と説明した。しかし必要となれば新たな対策を講じることも辞さないとして、現在イギリスが実施しているインドからの便の一時停止を注視していると語った。イギリスではインドを入国禁止対象国に加えている。

 インドでは1つのウイルス内で2つの変異がみられる「二重変異株」が確認されている。イギリス保健当局は、感染力の強さについては現在調査中という。ブリティッシュ・コロンビア(BC)州バンクーバー空港に到着する国際線の中に、インドからの便に感染者が搭乗しているケースが多く報告されている。

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