陸路入国に限り、1回のみArriveCAN申告の免除が明らかに

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 カナダに入国する全ての入国者に対して義務付けられているArriveCANアプリでの申告が、陸路入国では1回のみ申告を免除されていることが8月13日明らかになった。同日のCTVニュース電子版が伝えた。

 CTVニュースによると、新型コロナウイルスワクチン接種完了者でこれまでに入国の際に違反をしたことがない場合に限り、アプリでの申告を忘れても1回のみ罰金や自己隔離を免除する措置が今年5月から実施されていたという。当時は市民権、永住権、Indian Actに登録している人が対象だったが、7月29日からは旅行者にも拡大している。ただ、ワクチン接種完了の証明は提示する必要がある。

 1回のみ免除された後に、再び同様にアプリでの申告を怠った場合は、自己隔離や最大5,000ドルの罰金が課せられる。

 ちなみに、現在のカナダ国境サービス庁のウェブサイトには、陸路での申告免除については記載されていない。

 CTVニュースによると、5月24日から8月4日までに陸路でアプリでの申告を済ませた入国者は5,086,187人、1回の免除入国者は308,800人とCBSAが明らかにしたと伝えている。

ArriveCAN申告など、カナダ水際対策は9月30日まで、それ以降は未定

 カナダ政府は、カナダ入国に際し、新型コロナワクチン接種を完了している場合は、国籍に関係なく、ほとんど制限を設けていない。7月19日からバンクーバー空港などの主要4空港に到着した入国者が無作為に新型コロナ検査を要請されるのみとなっている。

 また、ワクチン接種を完了していなくても、市民権、永住権者などは入国可能。ただし、到着時新型コロナ検査、14日間自己隔離などの規制がある。ワクチン未接種の旅行者は入国できない。

 すべての入国者は入国前72時間以内にArriveCANでワクチン接種の有無などを申告しなければならない。ArriveCANは、スマートフォン以外ではパソコンからでも申告できる。スマートフォン、パソコンでの申告ができない場合も対応している。

 カナダ政府はこうした水際対策を今年9月30日までは続けると発表しているが、それ以降については決まっていない。

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