カナダ政府、「オミクロン株」対応ワクチンを承認

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 カナダ保健省は新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対応した新たなワクチンを承認したと9月1日発表した。

 新ワクチンはモデルナ社製で、対象は18歳以上。同社は今年6月30日に12歳以上への接種で承認申請していた。

 新ワクチンは、モデルナ社のオリジナルmRNAワクチンを改良したもので、従来株に対応した現行ワクチンとオミクロン株の「BA.1」に対応する成分を組み合わせた「2価ワクチン(Bivalent)」。保健省は、オミクロン株BA.4とBA.5に対しても良好な免疫反応を示すことが確認されたと説明している。

 シャプリナ・シャーマ博士はこの日の会見で、「このブースターは、ワクチンの効果期間を延ばしてくれるため、次の波が来た時に対応できる」とワクチンへの期待を語った。

 会見に同席したジャンイブ・デュクロ保健大臣は、780,000回分が9月2日にもカナダに到着すると述べ、9月末までに1,000万回分が到着する予定で、すでに1,200万回分を購入していると語った。

 予防接種に関するカナダ諮問委員会(NASI)は、今秋からブースター接種を予定している18歳以上に新ワクチン接種を強く勧めるとしている。前回の接種からの間隔は6カ月以上。ワクチン接種の実施については、これまで通り各州政府が担当する。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州では、10月末までにほとんどのブースター接種を希望する人が新ワクチンを接種できるという。

 BC州エイドリアン・ディクス保健大臣とBC衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士はこの日声明を発表し、秋のワクチン接種に向けて準備は順調で「ワクチンが到着次第、配布、接種を開始する」としている。

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