カナダ銀行、政策金利を0.75%引き上げ

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 カナダ銀行は9月7日、政策金利を0.75%引き上げ、3.25%とした。7月には1.0%引き上げ2.5%にしたばかり。今年3月までは0.25%だった政策金利は半年で3.0%も引き上げられ、1990年代半ば以来の急激な引き上げとなっている。

 金利引き上げの理由は、インフレ率を抑えるため。カナダ統計局によると消費者物価指数は、7月は6.6%で6月の7.1%よりも下がったものの、ガソリン価格が下落したことが要因で、カナダ銀行はコアインフレ率は依然として高いと説明している。

 インフレ率が高い主な要因は、ロシアによるウクライナ侵攻、中国での新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウン、不安定なコモディティ価格など。

 カナダの上半期GDPは3.3パーセント。カナダ銀行の4%予想をわずかに下回った。下半期はさらに低くなると予測されている。

 カナダ銀行は目標インフレ率を2%に設定しており、「軟着陸」を目指す中央銀行にとって「かなり険しい道になるだろう」とティフ・マックレム総裁は語っている。

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