トルドー首相、野党新党首に支持率で抜かれる

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 野党第一党の保守党ピエール・ポリエブル党首が、カナダの指導者として最もふさわしいと見られる候補という世論調査の結果が明らかになった。

 ポリエブル党首は、先月の党首選で選ばれたばかり。しかし、9月28日に発表されたグローバルニュースによるイプソスの調査では、31%だったジャスティン・トルドー首相を抜いて、35%と首相にふさわしい党首トップだった。

 党の支持率も党首の人気を反映している。今回の調査では、支持率トップは保守党で35%、トルドー首相率いる自由党は30%、新民主党(NDP)20%、ケベック連合党7%、カナダ国民党3%、グリーン党3%。

 2021年に実施された前回選挙から、保守党は1%上昇し、自由党は3%下落した。NDPは2%、グリーン党は1%上昇し、カナダ国民党は2%下げている。

 前回選挙では、トルドー自由党は議席数では保守党を上回ったが、得票率では当時のオトゥール党首保守党より1%少なかった。

 今回の調査で、自由党の支持率が保守党を上回ったのは、ケベック州と東海岸州のみで、ほかの州では保守党がトップだった。特に、これまで自由党が圧勝していたオンタリオ州や、トルドー首相がかろうじて支持率でポリエブル党首を上回っているブリティッシュ・コロンビア州でも、保守党の支持率が自由党を上回った。67%が自由党から政権交代した方がいいとも答えている。

 ポリエブル党首が誕生したのは9月10日、党首としてトルドー首相と国会で初めて交えたのは9月22日。調査が行われたのは9月19日から21日で、ポリエブル党首への期待というよりは自由党への不満が数字に表れていると分析されている。

 次の選挙は2025年実施の予定。

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