カナダ政府、外国から100万個以上の解熱鎮痛剤を輸入

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  子ども用解熱鎮痛剤が不足している問題に対し、カナダ保健省は11月18日、100万個以上の外国製の解熱鎮痛剤を輸入することを発表、21日以降に病院や薬局に並ぶと話した。

 主席医務官Supriya Sharma博士は「RSV(RSウイルス感染症)、インフルエンザ、新型コロナ(ウイルス)の3つがカナダに打撃を与えている中で、これらの薬は症状緩和に役立つ」とし、今回輸入予定の薬には、子ども用の液状イブプロフェンおよび液状アセトアミノフェンも含まれるとした。

 当局によると、製薬会社は解熱鎮痛剤の生産量を記録的なレベルにまで増やしているが、それでも需要に追いついていないという。解熱鎮痛剤の不足は数カ月に渡って続いているが、ここ数週間の呼吸器系疾患の急増で深刻化していた。全国的には、ラボテストの結果は、8%がRSV陽性、16%がインフルエンザ陽性となっており、特に子どもたちに大きな影響を与えているという。

 11月14日には当局がインフルエンザの流行を宣言したが、過去に比べて高いレベルだと話した。そのためカナダ小児科学会は、家族全員がインフルエンザ予防接種を受けるよう呼びかけている。特に慢性疾患のある5歳未満の子どもがインフルエンザにかかると、入院の可能性が高くなるという。

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