BC州5月25日から規制緩和へ

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BC州政府新型コロナからのRestart Plan。BC州政府プレゼンテーション資料より。
BC州政府新型コロナからのRestart Plan。BC州政府プレゼンテーション資料より。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州はこの日から「元通りの生活」へ第1歩を踏み出した。3月29日から実施されていた規制強化措置「サーキットブレイカー」が5月25日午前零時に期限切れとなり、州政府の緩和計画の発表に期待がかかっていた。

 発表では、規制緩和は4段階で、第1段階が5月25日から、第2段階は6月15日から、第3段階7月1日から、そして、第4段階は9月7日からとなっている。新型コロナ感染拡大防止策として実施されていた規制がようやく解除されていく。

 各段階で規制は徐々に緩和される。第1段階では、サーキットブレイカー中に強化された規制が緩和され、屋外は10人と変わらないが屋内では5人まで、もしくは1つの家族と集まれるほか、レストランなどでは店内でも1グループ6人まで同席で飲食できる。アルコールの提供も10時までとなった。ただ公共施設の屋内でのマスク着用やフィジカルディスタンスは引き続き実施される。さらに、州内5つの保健区域を3つの広域保健区域とした移動制限も継続される。

 ジョン・ホーガン州首相はこの日の会見で、警察によるチェックポイントの設置は引き続き必要なときは実施され、大人数での集まりに対しても取り締まりがあると述べた。

 第2段階では集まる人数が屋外では50人までとなり、屋内でも着席型イベントでは50人まで集まることができる。ただし必要なマスク着用やフィジカルディスタンスは継続。あくまでも公衆衛生命令の範囲内で規制が緩和される。移動は州内で可能に。

 第3段階になればかなり緩和され、屋内公共施設でのマスク着用は「推奨」に引き下げられ「義務」ではなくなるほか、個人での屋内での集まりは通常に、イベントなども感染防止策を講じながら人数制限が撤廃される。移動はカナダ国内なら可能となる。

 ホーガン州首相はプロスポーツイベントも観客を入れて実施できるのはこの段階だろうと説明した。ただアメリカとの国境を越えるリーグについては連邦政府の国境規制によると語った。

 そして第4段階はほぼ「ノーマル」な生活となる。

 ただし、これらはすべて「感染者数と集中治療を含む入院感謝数、そしてワクチン接種人数のバランスで、予定通りにいくことが条件」とあくまでも公衆衛生データを基して決定していくとBC州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士は念を押した。

 それでも順調にいけば7月1日以降は、これまで離れ離れになっていた家族が集まって「ハグ」もできるようになるとヘンリー博士。「州首相と7月以降に『ハグデー』を設置しようかと話していた」と笑った。

 国境再開については連邦政府の管轄のため今回の発表には含まれていないが、国境を越える移動にワクチン接種を証明するワクチンパスポートのようなものが導入される可能性は高いとしながらも、BC州内での活動や移動にワクチンパスポートを導入する予定はないとヘンリー博士は強調した。

詳しくは「BC州政府が規制緩和4段階を発表、7月からほぼ「ノーマル」に近い生活に」を参照。

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