カトリック大司教区、3年前のプライド・イベントについてLGBTQ2+コミュニティに謝罪

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 プライド・イベント開催を拒否し、人権侵害で訴えられていたブリティッシュ・コロンビア(BC)州バンクーバー市近郊のホワイトロックのカトリック教区が、LGBTQ2+(性的少数派)コミュニティに対して謝罪した。

 2019年4月、ホワイトロック・プライド・ソサイエティは、Star of the Sea教区の所有するコミュニティセンターで、ディナーとダンスのイベントを計画。しかし教区側は、ソサイエティがカトリックの宗教的価値観に合わないとし、スペースのレンタルを拒否した。

 その後ソサイエティ会長のアーニー・クラッセン氏が同教区に対し、性的指向に基づく差別として、BC人権裁判所(BC Human Rights Tribunal)に苦情を申し立てた。そして今回、約3年後の2022年6月14日、両者は和解したと発表した。

 同教区と、ローワーメインランドを統括するバンクーバー・ローマ・カトリック大司教区は、ホワイトロック・プライド・ソサイエティに対し、正式に謝罪を表明。サイトに掲載された謝罪文には、一連のできごとはカトリックコミュニティとLGBTQ2+コミュニティとの分断を大きくしたとし、ソサイエティとの話し合いと謝罪は両者の関係を修復するものと記されている。

 一方でソサイエティは、話し合いに応じ、今後に向けて建設的に取り組む教区ならびに大司教区の姿勢に感謝の意を表した。

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