バンクーバー・シアトルの旅客列車9月に再開へ

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 アムトラック鉄道のバンクーバー・シアトル間を結ぶ旅客列車カスケード号が、2年間の休止を経て復活することになった。当初予定していた12月より前倒して9月にサービスを再開する。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により2020年3月から現在にいたるまで、バンクーバー・シアトル間の旅客列車は運行中止のままとなっている。両都市において、陸路・空路での往来が許可され制限が緩和されてからも、再開にはいたっていない。アムトラックはサービス再開の遅れについて、スタッフ不足が原因としている。車掌や整備士、乗組員などの人数が揃っていなかったという。

 パンデミック以前、カスケード号のバンクーバー・シアトル間の1年間の乗客数は約159,000人だった。この数カ月はシアトル・ポートランド間のみ部分的に再開しており、シアトル・バンクーバー間はアムトラックがコーチバスを運行している。同区間の鉄道再開後のスケジュールは1日1往復で、需要があれば2往復に増やすという。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州、ワシントン州、オレゴン州間では高速鉄道建設構想が持ち上がっている。実現すればバンクーバーとシアトル間が1時間で結ばれることになり、BC新民主党(BCNDP)政権は各都市との相互関係を強めるものとして支持を表明している。

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