カナダ保健省が生後6カ月〜5歳未満へのコロナワクチン承認、BC州での接種は来月から

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 カナダ保健省は7月14日、生後6カ月〜5歳未満の子どもを対象としたモデルナ製の新型コロナウイルスワクチン「Moderna Spikevax」を承認した。乳幼児に向けたワクチン使用がカナダで認められたのは初めて。同ワクチンは大人向けワクチンの4分の1の量。8週間の間隔を開けて2回接種が必要とされる。

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州での接種は8月2日から開始。対象となる子どもは約208,000人。保健省による子ども対象のクリニックが開設される。

 エイドリアン・ディクスBC保健大臣は「新型コロナにかかった子どもたちが深刻な状態になるケースは少ないが、なかには重症だったり入院が必要になったりする場合もある」として、保護者にワクチンの申し込みをするよう呼びかけている。生後6カ月未満の子どもも申し込み可能(6カ月を過ぎた時点で予約可能になる)。

 同ワクチンに最もよくある副作用は、いら立ったり泣いたりすること、接種したときの痛みや眠気。それ以外にも発熱、吐き気、腕の下のリンパ節の腫れなどがある。これらの症状は通常は軽症で、2、3日で消える。予防接種に関する諮問委員会の報告書によると、臨床試験は6,500人の子どもに対して行われ、死亡や心筋炎、心膜炎は見られなかったという。

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