バンクーバーに熱波襲来、BC内陸部では40度越え

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暑さ対策に設置されたMisting Station。消火栓から水を引いたシャワーが辺りを涼やかに。2022年7月26日リッチモンド市。Photo by The Vancouver Shinpo
暑さ対策に設置されたMisting Station。消火栓から水を引いたシャワーが辺りを涼やかに。2022年7月26日リッチモンド市。Photo by The Vancouver Shinpo

 バンクーバーを含むブリティッシュ・コロンビア(BC)州広域を熱波が襲っている。26日はバンクーバーダウンタウンで29.5度、ウエストバンクーバーで34.1度、メトロバンクーバー内陸部アボツフォードで35.4度、ピットメドウズで36.2度、州都ビクトリアでも31.5度と軒並み高くなった。カナダ環境省によると26日のバンクーバーは湿度も77%と高く、気温以上に体感温度が上がった。

 この日の最高気温を記録したのは、BC州内陸部のリトンで40.2度。昨年は49度を記録した内陸の小さな町では今年も高温と山火事が襲っている。

 カナダ環境省はバンクーバーを含むBC州広域で高温警報を発令。気温が高い状況は今週末まで続く予報で、27日から29日までがピークと見られている。予報によると、メトロバンクーバーでも内陸部では31度〜35度、海岸に近いところでも25度〜29度となる予報。

Image from Environment Canada
Image from Environment Canada

 高温警報は、高温や高湿度により熱中症や熱性疲労を起こす危険性が高くなったときに発令される。BC州政府は、めまい、頭痛、吐き気、喉の渇き、激しい呼吸や心拍数の増加、異常な喉の渇きなどの症状が出た場合は、すぐに涼しい場所に移動するか、助けを求めるよう呼びかけている。

 またメトロバンクーバーでは現在、地上レベルのオゾン濃度が高く、今週いっぱい続くと予想されるため、メトロバンクーバー東部とフレーザーバレーに大気質勧告(Air Quality Advisory)が発令されている。高齢者や妊婦、子ども、呼吸器系疾患がある人など、気温が高い日中は外出しないよう促している。

カナダ環境省高温警報:https://weather.gc.ca/warnings/index_e.html

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