BC州政府が物価上昇対策として州民に緊急支援策

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 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は9月7日、上昇し続ける物価への対策として、低中所得者を対象とした支援策を発表した。

 内容は、次の気候変動対策税額控除の増額、BC州家族手当の増額、インフレ率以下に家賃上昇率を抑制などで、州政府によると、これにより価値にして4人家族で最大1,500ドルの支援となると試算している。

 ジョン・ホーガン州首相は、食料品、ガソリン、その他の商品やサービスの価格を押し上げる世界的なインフレの影響を誰もが感じているとし、「政府の支援策は、家賃の上昇を抑え、金銭的に州民を支援することで、この困難な時期を家族が乗り切ることに役立つだろう」と述べた。

 詳細は以下のとおり。

*2022年10月、ブリティッシュ・コロンビア州の低・中所得者向けの「気候変動対策税額控除」の上限額を、大人1人あたり最大164ドル、子ども1人あたり最大41ドルに引き上げ。

*2023年1月、2月、3月に、BCファミリーベネフィットを、ひと月子ども1人当たり最大で58.33ドルまで引き上げ。

*2023年の家賃の値上げ率は2%を上限とする。

 上記の支援を受けるために特に申請などは必要なく、対象者には自動的に支給される。

 またこれ以外にも、州政府は州電力会社BC Hydroと共同で、追加的な生活費対策を検討中としている。

 BC州政府は、「2023年の年間許容家賃上昇率の上限を2%に設定することで、賃借人を支援している」としているが、BC新民主党(NDP)政権は急激な家賃上昇への対応策として1人400ドルを支給すると発表して以来、まだ実施していない。

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