エミリー・カーの作品、メープルシロップをかけられる

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バンクーバー美術館でエミリー・カーの絵画にメープルシロップをかける環境活動家。2022年11月12日。Photo from Stop Fracking Around twitter
バンクーバー美術館でエミリー・カーの絵画にメープルシロップをかける環境活動家。2022年11月12日。Photo from Stop Fracking Around twitter

 ブリティッシュ・コロンビア(BC)州バンクーバーの「Stop Fracking Around」と称する環境団体のメンバーが、11月12日、バンクーバー美術館で、カナダの著名画家エミリー・カーの絵画にメープルシロップをかけた。被害にあったのはカーの1934年の作品「Stumps and Sky」。

 同グループは、BC州北部に建設中のコスタル・ガスリンク・パイプラインの中止を要求している。また彼らの抗議活動はアートをターゲットにしており、その理由として、人間が引き起こしている気候変動に対して、対策がほとんど講じられていないからだと話している。

 メープルシロップをかけたメンバーについて同グループは、Emily KelsallとErin Fletcherだと公表。CBC電子版によると、Kelsallは事前に、作品がガラスのカバーで覆われており、メープルシロップのダメージを受けないことを確認したという。

 バンクーバー美術館は声明で、今回の事件について認め、被害にあった作品に恒久的なダメージはないとした。また、思考の自由な表現については支持するものの、美術館のような場所でアートを標的にすることは見当違いだとし、破壊活動を非難した。

 警察はこの件に関して、現在、捜査中で逮捕者はまだ出ていないとしている。

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