カナダで受けた、日本帰国のためのPCRテスト(前編)

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陰性証明書取得の体験談(前編) 

 日本人も含め全ての入国者・再入国者・帰国者は入国にあたり、4月26日現在、出国前72時間以内に実施したCOVID-19に関する検査による「陰性」証明の提出が求められている。

 4月中旬にバンクーバーから日本航空を利用して帰国した女性が、カナダでのPCRテストと入国手続きについて体験を寄せてくれたので2回に分けて紹介する。前編はPCRテストを受けるまで。

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 友人の勧めでバンクーバー国際空港に近いCVM(CVM Medical)を利用しました。

 ショッパーズドラッグマート(Shoppers Drug Mart)を含めてPCRテストをしているクリニックは複数ありますが、私が調べた時点で48時間以内の結果を保証しているのはここだけでした。

 CVMは独自のラボを持っていて、Life Lab頼りではないため、48時間以内の保証ができるそうです。ショッパーズドラッグマートはバンクーバー総領事館の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかる注意喚起」にあったとおり検査方法にも問題があるので利用しませんでした。

(編集部注:厚生労働省が有効と認めている検体採取の方法は、“Nasopharyngeal Swab(鼻咽頭ぬぐい液)”と“Saliva(唾液)”の2種類のみだが、ショッパーズドラッグマートは“Nose Swab(鼻腔採取)”を採用している。4月26日現在)

 調べてみたところ、CVMはGoogleの評判も良い方でした。悪い評価もありましたが、ほぼキャンセル料がかかったことによるものでした。キャンセル料については最初の料金のところには書かれていませんが、予約時の注意事項として書かれていました。

 ISOも取得している上、事前に問い合わせたところ、日本のPCR検査証明書も追加料金なしで書いてくれるとのことで、友人の勧めに従うことにしました。

 予約はオンラインでも電話でも可能でしたが、私はオンラインにしました。

 費用はクレジットカード決済で、予約時に支払いました。キャンセル料は75ドルで、Non-refundable、返金はなしでした。ただし、急なフライト変更などは、できる範囲で対応してくれるそうです。

 CVMでは現在、Rapidテストも対応していますが、こちらは日本政府の要件を満たしていない簡易テストになるので、予約の際、間違えないように注意が必要です。

CVM Medicalのウェブページのスクリーンショット。Rapid Testでは日本の入国要件を満たさない。© The Vancouver Shinpo
CVM Medicalのウェブページのスクリーンショット。Rapid Testでは日本の入国要件を満たさない。© The Vancouver Shinpo

 日本入国にはCovid-19 PCRテストの方を予約します。料金は税金など全て込みで309.75ドルでした。

 私が調べたところ、他のクリニックでは300~350ドルが主流で、場所によっては日本のフォームに記入してもらうのに別途料金が必要でした。CVMはリーズナブルだと思いました。

 検査前には予約確認メールがありましたが、「Detailed Instruction」を送ると書かれていた割にはそういったものが見当たりませんでした。当日の流れなども知りたかったので、私から確認メールを送りました。

 電話はつながりにくいのですが、サービスチームが別にいるらしくメールの返信は迅速です。返信によると、検査の際にはマスク着用必須で、着いたら車の中で待ち、オフィス内でのチェックインはないとのことでした。係員が外に来て順番に案内するとありました。

 サイトにも
Patients will be asked to wait outside in their cars and will be called into the clinic one at a time for their test. と一応書かれています。

 またIDを忘れないようにともありました。

(後編につづく)

(取材 西川桂子)

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